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異なるモダリティの嫌悪対象への選好形成に共通する神経基盤の解明

研究課題

研究課題/領域番号 20K19906
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分61060:感性情報学関連
研究機関早稲田大学 (2021-2023)
大阪大学 (2020)

研究代表者

川上 愛  早稲田大学, 文学学術院, その他(招聘研究員) (70722007)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
キーワード悲しい音楽 / 共感性 / アンビバレント / 感情
研究開始時の研究の概要

人間を含む動物では、不快な刺激や感情を回避しようとする嫌悪動因が広く見られ、これは生存の確率を高める上で重要な役割を持つと考えられる。一方、人間の様々な行動で「不快さ」が欲求の対象となる例が散見される。例えば音楽鑑賞では、通常回避されるところの「悲しみ」を表現する音楽を人々が進んで聴取する。近年、この一見すると「不快な」刺激に対する選好が、人格的な特徴に関わる個人特性から検討されつつある。本研究課題では「嫌悪対象への選好形成に共通する基盤は存在するのか」を問いとして設定し検証する。

研究実績の概要

今年度は、前年度作成した尺度を用いて、人を対象とした心理実験を行い、かつ研究代表者には海外の学術雑誌から特集号の論文執筆の依頼が来ていたことから、これまでに悲しい音楽に関する文献資料をまとめた論考を執筆し、投稿する予定であった。しかし、今年度は妊娠および出産に伴う体調不良、および安静にする必要があったことから、これらに着手することができなかった。したがって、今年度は関連する資料の調査をするに止まった。
なお、出産、育児に伴う研究実施の休止を既に届け出ており、2年後に研究を再開する予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

今年度は、人を対象とした心理実験を行う予定であった。しかし、早々に妊娠が判明し、これに伴う体調不良が続いたため、安静にする必要が続き、実験実施にまで至ることができなかった。出産・育児に伴って研究実施の休止を既に届け出ており、研究を再開した場合には速やかに心理実験が実施できるよう実験の準備まで進めることができた。

今後の研究の推進方策

今年度は途中から出産・育児に伴う研究の休止を届け出ているが、研究を再開した場合は、これまでに作成した尺度を用いて人を対象とした心理実験を実施し、これまでに調査してきた資料をまとめて論考を執筆する予定である。

報告書

(4件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-12-25  

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