• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

カメラを用いた体育授業における児童の身体活動量可視化システムの開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 20K19940
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分62030:学習支援システム関連
研究機関文教大学

研究代表者

櫻井 淳  文教大学, 情報学部, 講師 (70711018)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワードカメラ / 体育授業 / 投げ運動 / 動作分析 / コンピュータビジョン / 学校教育 / 身体活動量 / システム開発
研究開始時の研究の概要

小学校の体育授業では,体力向上に向けた資質や能力の育成を目指しているが,その具体的な指導方法は教師の判断に委ねられており,その効果が十分に評価されていない現状にある.本研究では,カメラを用いて児童の身体活動量を簡易に表示する可視化システムを開発し,体育授業における教師の指導方法の評価・改善に役立つように,児童の活動状況を分かりやすく提示することを目的とする.

研究成果の概要

近年,外遊びの減少などに起因して児童の投能力が低下傾向にあることが問題視されている.こうした背景から,2020年度の小学校学習指導要領において,体育授業に投の運動に関する指導が新たに追加された.しかし,その指導方法は各教師に委ねられており,投能力向上に効果的な指導方法が確立していない現状である.一方,投の運動の新たな授業方法として,ジャベリックボールの活用が注目されている.その効果を検証した研究が多くなされているが,動作要因の定量的な分析までは十分になされていない.そこで,本研究では,小学校低学年を対象に,カメラを用いた投げ動作の分析支援システムを開発し,投げ運動の動作を分析する.

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では,外遊びの減少などに起因して児童の投能力が低下傾向にあり,身体活動の不足が問題視されている現状に対して,投能力向上に寄与する動作要因を明らかにし,効果的な指導案を提案するための知見を得ることを目的とした.そして,提案システムを用いた分析の結果,ジャベリックボールはソフトボールの練習に比べて,投球動作における逆手の腕の角度と体幹の角度が有意に向上することなどを明らかにした.

報告書

(3件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2021 2020

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] カメラを用いた小学校体育授業における投げ動作の分析支援システムの提案2021

    • 著者名/発表者名
      櫻井淳,小林稔
    • 雑誌名

      情報教育シンポジウム論文集

      巻: 2021 ページ: 22-29

    • NAID

      170000185119

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] ドローンを活用したラグビー試合の空撮支援アプリの開発に関する研究2021

    • 著者名/発表者名
      櫻井淳,小林稔
    • 学会等名
      第17回 情報システム学会 全国大会・研究発表大会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] シケインにおけるサイクリングシミュレータの走行再現性2021

    • 著者名/発表者名
      櫻井淳,MORALES ARENAS ANGEL ,三宅智也,松本修一
    • 学会等名
      第63回土木計画学研究発表会(春大会)
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] カメラを用いた小学校体育授業の投げ動作の分析に関する研究2020

    • 著者名/発表者名
      櫻井淳,小林稔
    • 学会等名
      第16回 情報システム学会 全国大会・研究発表大会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2020-04-28   更新日: 2023-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi