研究課題/領域番号 |
20K19948
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分62040:エンタテインメントおよびゲーム情報学関連
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研究機関 | 名古屋学芸大学 |
研究代表者 |
山本 努武 名古屋学芸大学, メディア造形学部, 准教授 (40410899)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | AR / XR / 空間表現 / メディア芸術 / 複合現実 / 空間認知 |
研究開始時の研究の概要 |
「複合現実」とは現実空間と仮想空間を混合し、ディスプレイや操作機器などを通して双方の空間が互いに影響し合う状態を提示する情報技術である。本研究は、広く社会に普及している「複合現実」によって提供される空間的整合性の特徴を明確にし、それをより精度良くあらわすことを目的としている。この研究で得られる成果はわれわれの生活基盤、特に情報技術によって提供される空間情報の整合性に関係しており、さまざまな分野において応用可能な汎用性を持ち得る。
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研究実績の概要 |
2022年11月5日(土)-12月4日(日)、国際芸術祭「あいち」関連事業として『風景をうつす』展に研究作品『景観の解像度』を出品した。本展示において鑑賞者にアンケートを実施し、研究課題の指標に沿ったデータの収集を行った。具体的には、AR空間情報のインプットがどの程度記憶に残るか、またバリエーションを提示することにより、より記憶に残りやすい事象の選定を行った。ここで得られた「記憶に残りやすい情報」を空間表象として指標化するため、上面図の描画を鑑賞者に依頼し、その裏付けとした。これらの結果は、研究課題におけるAR空間情報の特徴を言及する際の研究データとなる。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
補助事業期間延長承認申請を実施した。 また、前述の通り企画展に研究作品を出品できたため、これまでの遅延を巻き返すことができた。
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今後の研究の推進方策 |
2023年度は現在完成している研究作品のVR版の制作と実験展示を行う予定である。
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