研究課題/領域番号 |
20K20020
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分64060:環境政策および環境配慮型社会関連
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
ULLAH・S・M ASIK 九州大学, 芸術工学研究院, 学術研究員 (10867302)
|
研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
|
キーワード | Refugee / Rohingya / Livelihood resilience / Environmental impact / Deforestation / Protected area / RIMA / Livelihood / Resilience / Bangladesh / RIMA-II / Environment / Sustainability / Rohingya refugee / Adaptive capacity / Teknaf peninsula |
研究開始時の研究の概要 |
The research proposal can be summarized as elucidating the Rohingya refugees’ livelihood resilience and explore the factors related to resilience including natural resources.
|
研究成果の概要 |
本研究は、バングラデシュに住むロヒンギャ難民の生計回復力について、より深く、より高度な理解を得るものである。本研究は、FAOが開発したRIMA-IIフレームワークを用いて、難民の生活回復力を測定・分析した。4つの主要な柱のうち、適応能力と基本的なサービスへのアクセスが、生活の回復力に最も影響を及ぼしていた。調査対象の難民世帯のうち、本研究で算出した回復力指数によると、ほとんどの世帯が中程度の回復力を持っていた。調査から、ほとんどの難民が食料品、給水、衛生設備、調理用燃料などの援助を受けていることがわかった。しかし、このような援助にもかかわらず、難民の世帯収入は著しく減少している。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、難民の生計と生計の回復力について深く理解することができた。本研究で得られた知見は、難民問題に対する社会の認識を高め、今後の難民問題への対処に役立てることができる。
|