研究課題/領域番号 |
20K20310
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補助金の研究課題番号 |
17H06284 (2017-2019)
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研究種目 |
挑戦的研究(開拓)
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配分区分 | 基金 (2020) 補助金 (2017-2019) |
研究分野 |
健康科学およびその関連分野
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
神谷 研二 広島大学, 医療政策室, 特任教授 (60116564)
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研究分担者 |
河合 秀彦 広島大学, 医系科学研究科(薬), 准教授 (30379846)
笹谷 めぐみ (豊島めぐみ) 広島大学, 原爆放射線医科学研究所, 准教授 (80423052)
林田 耕臣 広島大学, 原爆放射線医科学研究所, 助教 (10882061)
神代 紗央理 広島大学, 原爆放射線医科学研究所, 助教 (60882058)
ZAHARIEVA ELENA 広島大学, 原爆放射線医科学研究所, 特任助教 (30766697)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
25,740千円 (直接経費: 19,800千円、間接経費: 5,940千円)
2021年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2020年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2019年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2018年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2017年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
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キーワード | 放射線発がん / 老化 / SASP / 健康寿命延伸 / 放射線持続照射 / モデルマウス / 細胞老化関連分泌物質 / 細胞老化関連分泌形質(SASP) / 細胞老化関連分泌物質(SASP) / 細胞老化関連分泌形質(SASP) |
研究開始時の研究の概要 |
人類の健康寿命の延伸法の開発は、超高齢化社会に突入したわが国の研究者に課された喫緊の課題である。これまでの我々の研究は、期せずして、放射線持続照射環境が細胞とマウス個体に対して効率的な老化誘導能を持つことを浮き彫りにした。 本挑戦的研究では、我々がこれまでに得た科学的知見を用い、新たに老化細胞解析マウスを作製し、持続放射線照射環境によるマウス老化実験モデルを開発し、老化現象、老化関連疾患の一つ一つの克服を目指した研究基盤を築く。本研究課題の達成は、老化研究を飛躍的に発展させるブレークスルーと成り、世界が直面する超高齢化社会に対して多大な貢献が期待できる。
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研究成果の概要 |
人類の健康寿命の延伸法の開発は、超高齢化社会に突入したわが国の研究者に課された喫緊の課題である。これまでの我々の研究は、期せずして、放射線持続照射環境が細胞とマウス個体に対して効率的な老化誘導能を持つことを明らかにした。本挑戦的研究では、我々がこれまでに得た科学的知見を用い、新たに老化細胞解析のためのマウス老化実験モデルとして、SASP制御遺伝子コンディショナルノックアウトマウスや老化誘導に関与するDNA修復関連遺伝子過剰発現マウスを作成した。我々が開発したマウスモデルを用いた持続放射線照射による老化誘導機構の解明は、健康寿命延伸研究領域の進展に貢献することが期待できる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題である老化解析のためのモデルマウスの開発は、老化研究を飛躍的に発展させるブレークスルーとなり、世界が直面する超高齢化社会に対して多大な貢献が期待できる。さらに、本研究で開発したモデルマウスを用いた低線量率放射線被ばくによる発がんメカニズムの解明は、持続的な放射線被ばくでの健康影響評価のための科学的知見を提供できる可能性があり、社会的意義を有する。
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