研究課題/領域番号 |
20K20331
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補助金の研究課題番号 |
18H05311 (2018-2019)
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研究種目 |
挑戦的研究(開拓)
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配分区分 | 基金 (2020) 補助金 (2018-2019) |
審査区分 |
中区分6:政治学およびその関連分野
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
田所 昌幸 慶應義塾大学, 法学部(三田), 教授 (10197395)
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研究分担者 |
八槇 博史 東京電機大学, システムデザイン工学部, 教授 (10322166)
山本 和也 京都産業大学, 国際関係学部, 准教授 (20334237)
秋山 英三 筑波大学, システム情報系, 教授 (40317300)
瀬島 誠 大阪国際大学, 公私立大学の部局等, 教授 (60258093)
江頭 進 小樽商科大学, 商学部, 副学長 (80292077)
藤本 茂 京都外国語大学, 国際貢献学部, 教授 (80319425)
川波 竜三 大阪国際大学, 経営経済学部, 講師 (00911661)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
21,060千円 (直接経費: 16,200千円、間接経費: 4,860千円)
2020年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2019年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2018年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
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キーワード | 国家の規模 / ガバナンス / Body of knowledge(BOK) / BOK自動生成システム / 学際的研究モデル / Body of Knowledge (BOK) / Body of Knowledge(BOK) |
研究開始時の研究の概要 |
Ⅰ 仮説提示・Ⅳ 理論構築:国家の規模とガバナンスの要素、国家間の紐帯構造の変化を踏まえた理論的仮説の構築を行う。 Ⅱ Body of Knowledge(BOK)自動生成:昨年度完成した基礎システムを用いて、Ⅰ・Ⅳ、Ⅲとの連携をさらに進めてⅠの仮説をもとにデータベースを作成し、これを用いて仮説に沿うBOKを生成する。この繰り返しの中で、BOK自動生成システムの技術基盤を構築する。Ⅲ 計算機実験:Ⅰ・Ⅳ、Ⅱと連携して、ⅡのBOKに基づきⅠが提示した仮説を計算機実験用にモデル化し、計算機実験を繰り返す中で本テーマに沿うモデルを完成させる。 上記の取り組みを通じて、新たな学際的研究モデルを完成させる。
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研究成果の概要 |
本研究では、国家の規模とガバナンスの理論化に挑戦した。そのため、まず古典的な政治経済学の歴史的・思想的知見を再検討することによって、いくつかの仮説を抽出した。その上でこれらの仮説を検証するために、広く用いられてきた統計学的手法に加えて、機械学習や計算機実験といった新たな手法を用いた仮説検証にも注力した。その際、多様な分野の専門家の間の分野横断的な対話を通じて、この学際的なプロジェクトを実行し、一方でそれぞれの専門分野における固有の前提を意識しつつも、それぞれの分野の伝統的手法では等閑視されがちだった、このような大規模な社会現象の複合性や歴史的動態にアプローチすることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、国家の規模とガバナンスに関する理論を精緻化した。今日の社会科学で前提とされている、国民国家を基礎とした世界観は、中国インドに代表される、巨大な文明圏国家の台頭によって挑戦されている現実がある。こういった世界の現状に対して、その意味を改めて理論的に解明するための手がかりを得ることに成功した。 こういった巨大国家の振る舞いは、様々な意味で国民国家の常識とは異なる。またその内部のガバナンスについても、国民国家を基準とした尺度では評価しがたい。こういった巨大国家と、国民国家の典型とも言えるような日本との関係を構築する上でも、本研究によって得られた知見は有益と考える。
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