研究課題/領域番号 |
20K20432
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補助金の研究課題番号 |
19H05506 (2019)
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研究種目 |
挑戦的研究(開拓)
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配分区分 | 基金 (2020) 補助金 (2019) |
審査区分 |
中区分20:機械力学、ロボティクスおよびその関連分野
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
岩瀬 英治 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (70436559)
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研究分担者 |
筧 康明 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 准教授 (40500202)
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研究期間 (年度) |
2019-06-28 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
26,000千円 (直接経費: 20,000千円、間接経費: 6,000千円)
2021年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
2020年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
2019年度: 10,660千円 (直接経費: 8,200千円、間接経費: 2,460千円)
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キーワード | 視覚的質感 / マイクロ・ナノ光学デバイス / 表現力拡張 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、発色に関しては3原色によって確立されている“発色提示原理”と並ぶような、視覚的質感の提示原理を確立し、デバイスとして実現することである。さらには、視覚的質感を動的に提示するデバイスによる物理世界の活性化と表現力拡張を目指す。官能評価をもとにヒトが視覚的質感を感じている要因を解明するとともに、さまざまな視覚的質感を再構成し提示できるデバイスの実現を目指す。
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研究成果の概要 |
「視覚的質感」とは「つやつや」や「ざらざら」といった視覚によって得られる質感のことを指している。 研究成果としては、「つやつやな表面」と「ざらざらな表面」を視覚的質感の基本要素とし、これらを微細に空間並置することで光学的に質感が混合し、その面積割合に応じた中間的な視覚的質感を提示できることを示した。また、視覚的質感を動的に可変提示するデバイスの検討を行うとともに照明や布地の表現力を拡張する実応用分野の探索と適用を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
色提示に関しては、色のスペクトルの形状が本質的・物理的なものであるが、“ヒトに提示する(ヒトの視覚をだます)観点” からすると、RGB(もしくはCMY)を基本要素とする「原色」と原色の提示割合によって様々な色が再構成可能な「混色」の2つの原理を基とする色提示方法が工学応用的には非常に重要な意味を持っている。本研究成果は、視覚的質感提示に関して、色提示における「原色」・「混色」と同様の考え方でさまざまな視覚的質感を再構成できることを明らかにしたことが学術的・工学応用的に大きな意義である。また、照明や布地の表現力の拡張に関してインスタレーションとして展示するなど社会的意義に繋がる成果も得た。
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