研究課題
挑戦的研究(開拓)
自己反応性B細胞は、自己抗原とB細胞上のB細胞受容体が結合し、様々な自己寛容のメカニズムを使って抑制される。では、自己反応性B細胞が認識するこの自己抗原は、いったいどこからくるのだろうか? B細胞を教育する際の教科書的な全ての組織由来の自己抗原カタログはどのように提供されるのかは、これまで謎である。私たちは、本研究で、この未解決な問題を、これまでとは異なり、生体内を流れるナノサイズの細胞外微粒子が関与するという観点から再検証する。