研究課題/領域番号 |
20K20626
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研究種目 |
挑戦的研究(開拓)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分61:人間情報学およびその関連分野
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
奥 寛雅 群馬大学, 情報学部, 教授 (40401244)
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研究分担者 |
鈴木 孝明 群馬大学, 大学院理工学府, 教授 (10378797)
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研究期間 (年度) |
2020-07-30 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
25,740千円 (直接経費: 19,800千円、間接経費: 5,940千円)
2022年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2021年度: 10,530千円 (直接経費: 8,100千円、間接経費: 2,430千円)
2020年度: 9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
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キーワード | 光MEMS / 飴 / 光学素子 / 料理 / サービスVR |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は,食べられる素材である飴を利用して,レンズやプリズムに代表される光学素子を1mmから0.1mmといった大きさで作成する方法を開発することを目的としています.これらの素子は食べられるため,粉砂糖のようにケーキや料理などの上に直接のせて利用することができます.これにより料理を光や映像と組み合わせ,VR/ARを利用した演出方法を生み出して,食事のシーンをより豊かにする新しいサービスを創出することを目指します.
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研究成果の概要 |
食品、特に飴を原料とする光MEMS形成手法とそのサービスVR分野への応用を、デバイス開発と応用研究を通じて探索し、次の成果を得た。(1)飴製光MEMS形成に適した原料ならびに形成手法を解明、(2)飴製微細再帰性反射材の形成手法の開発、(3) 飴製二面コーナーリフレクタアレイの形成手法の開発と料理演出への応用方法の探索、(4)飴製ライトパイプの形成手法の開発と料理演出への応用方法の探索、ならびに、遠隔からの光供給手法の開発、(5)寒天製光ファイバーの形成手法の開発とこれを利用した新規センシング手法の解明。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
飴を素材として微細な光学素子を作成することで、料理を光や映像で演出できて、食べても安全な新しい食品を開発しました。例えば、火をつけることなくろうそくのように光る食品を作成しました。これをケーキに載せれば火を使わずにケーキ上で光る演出ができます。また、食品の上に映像を出現させられて、かつ食べられる食品も開発しました。これらは料理の新たな演出を可能にし、新しいサービスの創出に貢献します。
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