研究課題/領域番号 |
20K20653
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
高度科学技術社会の新局面
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研究機関 | 埼玉県立大学 |
研究代表者 |
原木 万紀子 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (60778926)
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研究分担者 |
宇野 毅明 国立情報学研究所, 情報学プリンシプル研究系, 教授 (00302977)
小山 晋平 東京藝術大学, 美術学部, 講師 (40884242)
西田 亮介 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (60632768)
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研究期間 (年度) |
2020-07-30 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2020年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | メディカルイラストレーション / Medical illustration / 人文知 / 芸術技量 / マルチモダリティ / Multimodality / 言語化 / 医療情報 / 医療コミュニケーション / 機械学習 |
研究開始時の研究の概要 |
高度科学技術(以下AS)の発展により医療では画像が含む医療情報の読み違いが生じ社会課題となっている。解決に向けメディカルイラストレーション(以下MI)の活用が期待されるがMIはテイラーメイドで作成することで効果を発揮し専門家が手作業で作成するため量産に時間を要する。AS特に機械学習を用い元画像からMIを生成する技術も模索されるがMI作成時のマルチモダリティ(多様式)な視点や要素が複雑なため実現していない。本研究はMI技術はASによって代替可能な技術と不可能な技術が存在するのではと仮説を立てMI技術がどのような要素を有するか科学的に明らかにすることを目的としMIの迅速かつ広域的な活用を目指す。
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研究実績の概要 |
昨年度は研究代表者が育児休暇を申請していたため、本研究の実施を一時中断し、研究そのものも一時中断していたため、実績の内容は昨年度とは変わっていない。 調査対象である、東京藝術大学の学生をリクルートし、美術分野の技量を用いて、いくつかのメディカルイラストレーションのサンプルを描写や目的別に10パターン作成してもらい、同時に作成時に感じた点や、作成にあたっての個人の工夫点などをアンケート調査によって収集。 サンプルから得られた試料を用いて、一般の人向けへのオンライン調査項目を制定し、2000名を対象にオンライン調査を実施し、メディカルイラストレーションの描写の違いで受け取る印象や情報の理解度に影響が及ぶかを調査した。 得られたデーては全て解析を行い、昨年初頭に国際雑誌へ投稿を行ったが、昨年6月にリジェクトとなり、現在再度投稿を行うための修正を行っている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
研究代表者が昨年1年間出産・育児のため育児休暇を取得し、その間本研究を一時中断申請を行い正式に一時中断となっていたため。
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今後の研究の推進方策 |
研究成果をまとめた論文を国際雑誌に投稿を行ったが、詳細が上手く記述しきれていなかったため、リジェクトととなった。今後は、投稿内容を精査し改めて国際雑誌に投稿を行いアクセプトを目指す。
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