| 研究課題/領域番号 |
20K20656
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| 研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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| 配分区分 | 基金 |
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| 審査区分 |
超高齢社会研究
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| 研究機関 | 信州大学 |
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研究代表者 |
下里 剛士 信州大学, 学術研究院農学系, 教授 (00467200)
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| 研究分担者 |
荻田 佑 信州大学, 学術研究院農学系, 助教 (50738010)
佐藤 隆 信州大学, 先鋭領域融合研究群バイオメディカル研究所, 特任教授 (70510436)
重盛 駿 信州大学, 先鋭領域融合研究群バイオメディカル研究所, 助教(特定雇用) (90803487)
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| 研究期間 (年度) |
2020-07-30 – 2022-03-31
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| 研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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| 配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2021年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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| キーワード | 乳酸菌 / 機能強化 / 育種 / リボソーム工学 / 遺伝子組換え / プロバイオティクス / スマート乳酸菌 / スマート |
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| 研究開始時の研究の概要 |
本研究では、「限界まで健康機能を引き出す」「個人に最適化」という意味を “スマート”という単語に込め、革新的な健康効果を生み出すスマート乳酸菌の提唱を目指す。具体的には、プロバイオティック乳酸菌を用いて、乳酸菌機能の脆弱性を克服する育種技術の開発の他、ゲノム編集による機能強化に取り組む。機能強化乳酸菌=スマート乳酸菌の概念を打ち立て、超高齢社会に貢献する乳酸菌研究を創出する。
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| 研究成果の概要 |
日々の食事にもとづく健康づくりや、疾病予防が重要である。そのために、乳酸菌やビフィズス菌と行ったプロバイオティクスの産業的利用が年々増加している。一方で、乳酸菌により健全な腸内生態系を維持するためには、個体や特定の集団に適した菌株を使用する必要があることが指摘されている。このような背景から、遺伝子組換えや育種技術に基づく次世代プロバイオティクスの開発研究が注目されている。本研究では、遺伝子工学とリボソーム工学を乳酸菌に適用した次世代プロバイオティクスとして、機能強化乳酸菌を提案した。
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
人々のQOL（Quality of Life）の増進や健康寿命の延伸が望まれる中、プロバイオティクスはその利用機会を増やしている。本研究では、強力で安定した生体調節作用を有する乳酸菌の取得を目的として、遺伝子工学を用いた機能性乳酸菌の創出と、リボソーム工学を用いた乳酸菌の育種研究を実行した。日頃の食生活が、疾患の予防・軽減や健康の増進を担うライフスタイルはまさに理想的であり、機能強化乳酸菌の創出は学術的、社会的意義の高い研究として位置づけられる。
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