研究課題/領域番号 |
20K20709
|
研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分2:文学、言語学およびその関連分野
|
研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
池田 佳子 関西大学, 国際部, 教授 (90447847)
|
研究分担者 |
BYSOUTH DON 関西大学, 国際教育センター, 研究員 (20603129)
山本 敏幸 関西国際大学, 社会学部, 教授 (50367439)
中西 英之 近畿大学, 情報学部, 教授 (70335206)
|
研究期間 (年度) |
2020-07-30 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | コミュニケーション能力 / 外国人留学生 / 双方向型学習 / オンラインプラットフォーム / 交渉力 / 日本語教育 / オンライン学習 / オンライン学習実績 / 相互コミュニケーション / ビジネス日本語 / 交渉場面での日本語 / オンラインプログラム / オンライン学習実践 |
研究開始時の研究の概要 |
留学生の日本特有の就職活動の慣行の知識不足の解消、企業への外国人材受入れへ向けた理解の波及といった側面は、国の再興戦略の施策の実行により一定の改善が見られ始めた。そんな中、未だ払拭されていない課題の一つが、外国人留学生に求められる「日本語能力」、特に「相互コミュニケーション能力」のレベル不足である。本研究は、このような日本語による高次な相互コミュニケーション能力を効果的・能率的に醸成できる、外国人留学生対象の教育モデルの開発を目的とする。
|
研究成果の概要 |
本研究では、外国人留学生に求められる「日本語能力」、特に「相互コミュニケーション能力」のレベル不足の改善を図る双方向性の高い交流型キャリア教育・日本語教育モデルの開発を行った。(I)多種存在する協働学習活動(ワーク)の内、企業が求めるコミュニケーション能力(交渉力)の向上を、短期的且つ効果的に引き上げることができる活動設計を行った。次に、(II)この 協働学習タスクが実現できるウェブ上のインターフェースの設計と開発を、工学研究分野の分担者らが中心となり進めた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で養成しようとする能力は、次世代のグローバル人材に求められる「レディネス」である。その養成のために開発された双方向・インタラクティブな留学生支援教育モデルは、将来を見据えて行動でき、問題意識を共有して多様性の中で協働する経験とその価値を理解できる人材の養成に貢献することができる。また、多様な教育テックを有機的に融合した学習モデルとなっており、我が国の大学における教育制度の柔軟化とカリキュラム改革を必然的に随伴し、次代に適合した高等教育へのパラダイムシフトというアウトカムをもたらすものとなる。テクノロジーを前提としながらも、その教育の担い手(教育的介入者)の役割も重視している。
|