研究課題/領域番号 |
20K20792
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分8:社会学およびその関連分野
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
大門 毅 早稲田大学, 国際学術院, 教授 (80329333)
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研究分担者 |
野田 真里 茨城大学, 人文社会科学部, 教授 (90334995)
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研究期間 (年度) |
2020-07-30 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2022年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2021年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 性的マイノリティ / LGBTq / 経済開発 / 東南アジア / SOGI / かいほつ(開発) / マレーシア / パラオ / モロッコ / 法と経済学 / 宗教的寛容性 / 経済発展 / 宗教 / ジェンダー / LGBT / セクシャリティ |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、東南アジアにおいて、性的マイノリティの人たちが経済発展の影でどのような扱いを受け、また、社会の一員として発展プロセスに貢献し得るのか、寛大と言われるタイと厳罰が課されるマレーシアを比較検討する。ジェンダーの多様性が法的に整備されても、伝統的な男女の性差に対する規範・慣習が上位規範として存在する場合には、結果としてジェンダー・マイノリティの真の権利(特に、雇用機会・賃金などの経済的権利)は保証されないのではないか、関係者へのヒアリングを通じて実証する。経済発展におけるジェンダー・マイノリティの役割を通じて、「経済発展と宗教的道徳観」の核心的課題を比較研究することを目的とする。
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研究実績の概要 |
本研究は経済発展に果たした性的マイノリティの役割を実証的に検証するものである。これまでの研究で、東南アジア諸国(マレーシアなど)においてインタビュー調査を実施するとともに、台湾、タイ及び国内事例(沖縄)においてネットを通じたヒアリングを実施してきた。宗教学(仏教)の専門性を有する研究協力者(茨城大学)との共同研究をすすめてきた。研究成果を出版の形でとりまとめを行っているところである。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
出版に向けた研究成果のとりまとめを行っているものの、テーマのとりまとめにやや難航しているためやや遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
出版にむけたとりまとめを実施していきたい。
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