• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

自然言語処理を用いたアントレプレナーシップの測定と教育プログラム改善への展開

研究課題

研究課題/領域番号 20K20799
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分9:教育学およびその関連分野
研究機関東北大学

研究代表者

伊藤 彰則  東北大学, 工学研究科, 教授 (70232428)

研究分担者 石田 修一  東北大学, 工学研究科, 教授 (00326539)
武田 浩太郎  東北大学, 工学研究科, 講師 (80727214)
研究期間 (年度) 2020-07-30 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
キーワードアントレプレナー教育 / アンケート / 個人的アントレプレナー志向 / 自然言語処理 / 教育プログラム
研究開始時の研究の概要

アントレプレナー(起業家)教育において、学生によるレポートの文章から、執筆者の個人的起業家志向(IEO)を計測する技術を確立する。実際のアントレプレナー教育プログラムの中で実施されるレポート等を集め、同時に受講生に対して複数回のアンケートを実施する。アンケートからIEOを推定し、これを真値として、レポート文面からIEOを推定するモデルを開発する。また、これを実際の教育プログラムに反映する方法論を確立する。

研究成果の概要

アントレプレナー教育の学習者が書いたテキストから個人的アントレプレナーシップ志向(IEO)を推定することが本研究の目的であった。期間中、関連する実際の授業の受講者からテキストを集めたが、それ自体で識別モデルを作成するほどの量を集めることができなかった。そこで、パーソナリティを学習するための既存のデータを用いて、上記のデータに関するパーソナリティ分析を行い、アントレプレナーシップと無関係なテキストとの比較を行うことでIEO自動推定のための手がかりを探索した。その結果、MBTIパーソナリティのうち、J-P(分析的~感性的)の軸に違いが表れることがわかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

起業家教育はさまざまな教育機関で行われているが、その成果をどのように計測するかは十分に研究されていない。特に重要なのは起業をする意欲をいかにして測るかである。これを表すのが個人的アントレプレナーシップ志向(IEO)であり、アンケート等でこれを測る方法は確立されている。しかし、教育成果の計測という意味ではアンケートを使うことは適切でなく、教育活動の中で得られた成果を使ってIEOを測ることが望ましい。そこで今回は、教育内容に関する感想文をもとに、機械的にIEOを測ることを試みた。結果として直接IEOを測ることはできなかったが、パーソナリティの中にIEOと関連する軸があることが明らかになった。

報告書

(4件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2023 2022

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Personality Analysis of Entrepreneurial Text for Entrepreneurship Education2023

    • 著者名/発表者名
      Akinori Ito, Kotaro Takeda, Shuichi Ishida
    • 雑誌名

      Proceedings of International Conference on Natural Language Processing

      巻: -

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] Effect of Data Size and Machine Translation on the Accuracy of Automatic Personality Classification2022

    • 著者名/発表者名
      Yuki Fukazawa, Akinori Ito, Takashi Nose
    • 雑誌名

      Proceedings of International Conference on Intelligent Information Hiding and Multimedia Signal Processing

      巻: -

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 言語からの性格推定におけるモデルとデータ量の影響に関する研究2022

    • 著者名/発表者名
      深澤佑樹,伊藤彰則,能勢隆
    • 学会等名
      音響工学研究会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2020-08-03   更新日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi