• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

理科実験事故防止のためのリスクアセスメントを活用した安全指導モデルの再構築

研究課題

研究課題/領域番号 20K20803
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分9:教育学およびその関連分野
研究機関山形大学

研究代表者

鈴木 宏昭  山形大学, 地域教育文化学部, 准教授 (90581843)

研究分担者 片平 克弘  筑波大学, 教育推進部, 特命教授 (70214327)
栗山 恭直  山形大学, 理学部, 教授 (50225273)
研究期間 (年度) 2020-07-30 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
キーワード理科実験 / 事故防止 / リスクアセスメント / プログラム開発 / 安全指導 / 小学校
研究開始時の研究の概要

本研究は、小学校理科教育における観察や実験に関する新しい安全指導モデルを 開発し、その有効性を実証的に解明する。そのため、これまでの理科教育学研究における観察や実験の安全指導が、いかなる制度のもと、どのように実施されているかを探るとともに、それらのモデル授業の実践事例に即して安全指導の特質を解明する。その上で、日本の小学校理科教育における観察や実験に関する革新的な安全指導のモデルを開発し、実証的に検討する。

研究成果の概要

本研究は、小学校理科教育における観察や実験に関する新しい安全指導モデルを 開発しその有効性を実証的に解明することを目的とした。そのため、これまでの理科教育学研究における観察や実験の安全指導が、いかなる制度のもと、どのように実施されているかを探るとともに、それらのモデル授業の実践事例に即して安全指導の特質を解明した。その上で、日本の小学校理科教育における観察や実験に関する革新的な安全指導のモデルを開発し、実証的に検討した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

理科の観察や実験では、安全への配慮を充分に行うことが必要とされながらも、理科の観察や実験事故が継続して発生していた。長年の間、理科教育の目的や目標が時代とともに社会の要請に応じて変化してきたものの、理科授業で実施されてきた観察や実験や、その実験で使用する実験器具や薬品はほとんど変化がない。これまでも、理科教育の立場から児童・生徒の安全確保について検討され続けられてきたものの、実験事故は一向に減少していない。これからは学校教育の文脈ではなく、新たな視点から観察や実験の安全確保について検討する必要がある。

報告書

(5件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (14件)

すべて 2023 2022 2021 2020

すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (7件) 図書 (3件)

  • [雑誌論文] 生徒のアナロジーを用いて科学現象を説明する能力の育成に関する研究2022

    • 著者名/発表者名
      塩嶋公輔・森下將史・片平克弘
    • 雑誌名

      理科教育学研究

      巻: 63 号: 1 ページ: 95-106

    • DOI

      10.11639/sjst.21052

    • ISSN
      1345-2614, 2187-509X
    • 年月日
      2022-07-31
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 米国における観察や実験の安全指導に関する教材の特質2022

    • 著者名/発表者名
      鈴木宏昭
    • 雑誌名

      教材学研究

      巻: 33 ページ: 81-88

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 理科授業研究への足場かけと足場はずしー評価・支援・動機づけの観点からー2021

    • 著者名/発表者名
      片平克弘
    • 雑誌名

      筑波大学教育学系論集

      巻: 46 ページ: 59-73

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 理科教育における中学生の科学的知見の活用に関する研究2020

    • 著者名/発表者名
      石川 美穂,片平 克弘
    • 雑誌名

      理科教育学研究

      巻: 61 号: 2 ページ: 207-217

    • DOI

      10.11639/sjst.20037

    • NAID

      130007944816

    • ISSN
      1345-2614, 2187-509X
    • 年月日
      2020-11-30
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] 小学校理科に関する教員の専門的資 質・能力の育成するための教育プログラムの開発2023

    • 著者名/発表者名
      鈴木宏昭
    • 学会等名
      日本理科教育学会北海道支部大会
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [学会発表] 学校理科室に関するDXソリューショ ンの開発2023

    • 著者名/発表者名
      鈴木宏昭
    • 学会等名
      第2回山形大学異文化交流学会
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [学会発表] 小学校理科教科書における安全指導の特質-第6学年「水溶液の性質」を事例として-2021

    • 著者名/発表者名
      鈴木宏昭
    • 学会等名
      日本理科教育学会第60回東北支部大会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [学会発表] 中学生の科学に関するキャリアについての認識の特徴-「日常生活」との関連を中心に-2021

    • 著者名/発表者名
      鈴木宏昭,小宮山弘毅
    • 学会等名
      日本理科教育学会北海道支部大会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [学会発表] マイクロスケールを用いたコロナ禍における大学初年次化学実験2021

    • 著者名/発表者名
      栗山恭直
    • 学会等名
      日本化学会第101春季年会 口頭発表(オンライン)
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [学会発表] 小学校理科に関する実験事故の特徴 -新聞記事に着目して-2020

    • 著者名/発表者名
      鈴木宏昭
    • 学会等名
      日本理科教育学会第59回東北支部大会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [学会発表] ラーニング・プログレッションズの知見に基づく授業評価に関する研究2020

    • 著者名/発表者名
      須藤裕司,片平克弘
    • 学会等名
      日本理科教育学会第59回関東支部大会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [図書] 初等理科教育 (新・教職課程演習)2021

    • 著者名/発表者名
      鈴木宏昭、片平克弘(分担執筆)、片平克弘・木下博義編
    • 総ページ数
      262
    • 出版者
      協同出版
    • ISBN
      9784319003556
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [図書] 中等理科教育 (新・教職課程演習)2021

    • 著者名/発表者名
      片平克弘(分担執筆)、山本容子・松浦拓也編
    • 総ページ数
      261
    • 出版者
      協同出版
    • ISBN
      9784319003617
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [図書] 初等生活科教育,初等音楽科教育,初等図画工作科教育,初等家庭科教育,初等体育科教 (新・教職課程演習)2021

    • 著者名/発表者名
      片平克弘(分担執筆)、石﨑和宏・中村和世編
    • 総ページ数
      227
    • 出版者
      協同出版
    • ISBN
      9784319003563
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2020-08-03   更新日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi