研究課題/領域番号 |
20K20815
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分9:教育学およびその関連分野
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
両角 亜希子 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (50376589)
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研究期間 (年度) |
2020-07-30 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2022年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 業務改革 / 大学組織 / 職員 / DX / 人材育成 / 国際部門 / アンケート調査 / 事務組織 / 大学経営 / 業務改善 / 大学職員 / 組織編制 / 事務職員 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、大学の事務組織やそこでの業務がどのように改革され、効果を上げているのか、上げていないのであれば、何がボトルネックになっているのかを明らかにし、大学経営の高度化に寄与する知見を導出することを目的とする。 その目的を達成するために、(1)大学事務職員の仕事の仕方はどのように変わってきたのかを10年前に実施した調査との比較(職員調査の実施・分析)、(2)事務組織や事務分掌の現状と課題についての事務局長等への質的・量的調査の実施・分析、(3)いくつかの具体事例を検討を通じた検証、によって、明らかにするものである。
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研究成果の概要 |
本研究は、大学の事務組織やそこでの業務がどのように改革され、効果を上げているのか、 上げていないのであれば、何がボトルネックになっているのかを明らかにすることを目的に実施した。従来の研究では、スタッフディベロップメント(SD)という言葉に象徴的に表れているように、職員個人の能力開発、成長に関心が向きがちで、それにより事務業務がどのように向上・効率化しているのかといった組織的視点に欠く傾向があった。本研究では職員等に対するアンケート、インタビュー調査からこの点についての解明を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大学の事務業務は、学術的な研究対象とみなされてこなかったため、研究蓄積がほとんどない。教育研究活動を支える事務組織やその業務を誰がどのように担っていくかは大学の活動の根幹を支えており、それを明らかにすることには大きな意義がある。実際に大学現場でも大学組織の特徴をふまえた効果的な業務改革への関心が高まっており、本研究はこうした実践的な関心にも応えるものである。
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