研究課題/領域番号 |
20K20917
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分15:素粒子、原子核、宇宙物理学およびその関連分野
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
浅井 圭介 東北大学, 工学研究科, 教授 (60231859)
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研究分担者 |
越水 正典 東北大学, 工学研究科, 准教授 (40374962)
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研究期間 (年度) |
2020-07-30 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2021年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2020年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | ニュートリノレス二重ベータ崩壊 / 超臨界水熱合成 / ナノ粒子 / 液体シンチレータ / 水熱合成 / 有機無機ハイブリッド / ニュートリノ |
研究開始時の研究の概要 |
ニュートリノの粒子としての性質の研究は未だ途上であり、ニュートリノレス二重ベータ崩壊現象の探索は重要な実験の一つである。この現象を探索するための手法として、二重ベータ崩壊が生じると考えられる原子核を、液体シンチレータ中に大量に導入し、その崩壊エネルギーを計測するというものが有力である。本研究では、このような検出器を構築するため、ニュートリノレス二重ベータ崩壊の探索対象となる金属元素について、その酸化物ナノ粒子を超臨界水熱合成により作製し、それを分散させた液体シンチレータを開発する。化学分野におけるナノ粒子合成技術を駆使し、素粒子実験に適用可能な検出体系を構築することに挑戦する。
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研究成果の概要 |
ニュートリノの粒子としての性質の研究を進める上で、ニュートリノレス二重ベータ崩壊現象の探索は重要な実験の一つである。この現象を探索するための手法として、二重ベータ崩壊が生じると考えられる原子核を、酸化物ナノ粒子として液体シンチレータ中に大量に導入し、その崩壊エネルギーを計測するための液体シンチレータの開発に成功した。ナノ粒子添加という手法により、高い分散濃度とシンチレーション収率を実現した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ニュートリノの粒子としての性質の研究を進める上で、ニュートリノレス二重ベータ崩壊現象の探索は重要な実験の一つである。この現象を探索するための手法として、二重ベータ崩壊が生じると考えられる原子核を、酸化物ナノ粒子として液体シンチレータ中に大量に導入し、その崩壊エネルギーを計測するための液体シンチレータの開発に成功した。ナノ粒子添加という手法により、高い分散濃度とシンチレーション収率を実現した。
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