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詳細な食事調査を駆動力とする腸内細菌叢と早産・低出生体重との関連研究

研究課題

研究課題/領域番号 20K21694
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分58:社会医学、看護学およびその関連分野
研究機関東北大学

研究代表者

栗山 進一  東北大学, 災害科学国際研究所, 教授 (90361071)

研究期間 (年度) 2020-07-30 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
キーワード妊婦 / 栄養 / 腸内細菌 / 早産 / 低出生体重 / 腸内細菌叢 / 食事記録調査 / 出生体重 / 食事記録
研究開始時の研究の概要

腸内細菌叢は、妊娠を契機として構造的・機能的特性が変動すると考えられるが、そのような変動が胎児の健康状態にどのように関連するかについては十分に明らかにされていない。また、食事は腸内細菌叢に大きな影響を与えるが、食事の状況を十分に把握することは難しい。本研究では、妊婦を対象とし、詳細な食事記録調査と腸内細菌叢調査を実施して、これらが早産・低出生体重に与える影響を検討する。

研究成果の概要

コロナ禍にありながら、Webを中心とした手法を用い、宮城県内の妊婦さん123名に「妊婦を対象とした食物摂取頻度調査票の妥当性の検証」の調査にご参加いただいた。このリクルート数は、11施設におよぶ医療機関の協力なくしては達成できないものであった。腸内細菌検査においては、腸内フローラ、バクテロイデーテス門、ファーミキューテス門など6個の門について検査を行った。食事記録から得られた栄養素摂取量、腸内細菌叢検査から得られた結果、および早産、出生体重とは、有意な関連がみられなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究によって食事と腸内細菌叢の両者が、それぞれ単独で、かつ相乗効果としてどれほど早産・低出生体重に影響を与えるかが明らかとなることが期待されたが、有意な結果は得られなかった。しかしながら、栄養が早産、低出生体重に与える影響に関しては、十分なエビデンスが得られているため、今後も妊婦に対する栄養指導は重要である。

報告書

(4件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書

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公開日: 2020-08-03   更新日: 2024-01-30  

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