研究課題/領域番号 |
20K21695
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分58:社会医学、看護学およびその関連分野
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
中村 康香 東北大学, 医学系研究科, 准教授 (10332941)
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研究分担者 |
川尻 舞衣子 東北大学, 医学系研究科, 助教 (70815852)
吉沢 豊予子 東北大学, 医学系研究科, 教授 (80281252)
笠原 好之 東北大学, 医学系研究科, 講師 (20511835)
相馬 深輝 日本赤十字北海道看護大学, 看護学部, 准教授 (30753503)
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研究期間 (年度) |
2020-07-30 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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キーワード | 心拍同調 / 愛着 / 親役割 / 夫婦 / 親子 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、妊娠期から児出生後にかけてウエアラブルディバイスより可視化された心拍データを用いた感情や同調の程度を夫婦が共有することにより相互理解を促進することや、児への愛情、親役割の適応といった心理的評価指標に貢献することができるかを明らかにすることである。[研究1]乳児用のアンクルバンド型ウェアラブルデバイスの開発と適用可能性の検証[研究2]心拍変動データから感情を可視化し、複数間で共有できるアプリケーションの開発と有用性の検証[研究3]心拍変動データおよび可視化された感情データの2者間同調の程度の心理的評価指標(抑うつや育児ストレス、親役割適応、児への愛情)の予測可能性に関する調査を行う。
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研究成果の概要 |
本研究の目的は、妊娠期における男性と女性が妊娠期から児出生後にかけて可視化された心拍データを用いた感情や同調の程度を共有することにより、相互理解を促進することや、児への愛情、親役割の適応に貢献することができるかを明らかにすることである。ウエアラブルディバイスの急速な発展により調整が困難であったこと、COVID-19の流行により対象者の募集に制限があったことより、基礎研究として、①妊娠期における母児を対象として、心拍データを用いた感情や同調の検証、②心拍同調を用いた親子の愛着形成ならびに愛着ケア法の開発を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、親子の心拍データより、心拍同調を用いた愛着形成の新たな評価方法を明らかにした。従来の方法とは異なり、侵襲性が極めて少なく、客観的な生理学的データに基づき評価できるところが学術的意義がある。今後は妊娠期から育児期まで、母親だけでなく父親も含め子どもとの愛着が自分たちでも評価ができるディバイスの開発へと応用されることで、最終的には、子どもの良好な情緒的健康や、社会的能力へとつながることとなる。また我が国の持続可能な開発目標(SDGs)の8(経済成長と雇用)に寄与する。
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