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ドーパミンシステム系遺伝子多型に基づく運動習慣のオーダーメイド支援の可能性

研究課題

研究課題/領域番号 20K21758
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分59:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野
研究機関神戸大学

研究代表者

原田 和弘  神戸大学, 人間発達環境学研究科, 准教授 (50707875)

研究分担者 村上 晴香  立命館大学, スポーツ健康科学部, 教授 (20344880)
研究期間 (年度) 2020-07-30 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2022年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
キーワード運動習慣 / 行動変容 / 動機づけ / 感情 / 遺伝子多型
研究開始時の研究の概要

本研究では、快感情や意欲に関する遺伝特性である、ドーパミンシステム系遺伝子多型によって、感情モチベーションが運動の習慣化に及ぼす影響力の強さが異なるかを明らかにする。本研究は、遺伝特性による“運動習慣のオーダーメイド支援”の実現を目指す芽生え期の研究であり、「どうすれば、運動の習慣化を効果的に支援できるようになるのか?そこに、遺伝要因をどう活かすのか?」という疑問に答えることに挑戦する。

研究成果の概要

本研究では、縦断調査(研究1)と介入(研究2)を通じて、快感情や意欲に関する遺伝特性である、ドーパミンシステム系遺伝子多型によって、感情モチベーションが運動の習慣化に及ぼす影響力の強さが異なるかを検証した。運動に対する感情的態度を感情モチベーションの指標として、1週間の運動時間を運動習慣の指標として分析を行った。その結果、研究1ではこのことが示されたが、研究2ではこのことが示されなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

健康増進には運動が重要だが、運動は習慣化が難しいため、運動の習慣化を効果的に支援する方法論を確立することの社会的意義は自明である。この方法論を確立する上では、個々人の特性に応じて運動習慣の支援を個別最適化する仕組みの構築、すなわち、“運動習慣のオーダーメイド支援”の構築を目指すことが有効だろう。本研究は、遺伝特性の観点から、“運動習慣のオーダーメイド支援”の構築を目指す芽生え期の研究である。

報告書

(4件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 学齢期の運動の好き嫌いの記憶と高齢者の運動行動との関連 ~各年代での運動習慣歴と高齢期の心理的要因を媒介した経路の検討 ~2022

    • 著者名/発表者名
      原田和弘
    • 学会等名
      第29回日本行動医学会学術総会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書

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公開日: 2020-08-03   更新日: 2024-01-30  

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