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現代ドイツにおける劇場環境の変化とドラマトゥルギーの相関性の解明

研究課題

研究課題/領域番号 20K21934
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0101:思想、芸術およびその関連分野
研究機関跡見学園女子大学

研究代表者

横堀 応彦  跡見学園女子大学, マネジメント学部, 講師 (40732483)

研究期間 (年度) 2020-09-11 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード演劇 / 舞台芸術 / ドイツ / ドラマトゥルギー / ドラマトゥルク / 劇場環境 / 文化政策 / ドイツ演劇 / 岡田利規 / 共同製作 / オペラ / 共同制作 / 公立劇場
研究開始時の研究の概要

本研究は現代ドイツにおける劇場環境の変化とそこで創作される舞台芸術作品のドラマトゥルギーとの相関関係を問うものである。近年、それぞれの観客に多様な作品解釈の可能性を持たせる緩やかなドラマトゥルギーによる作品が増えてきている。他方、1990年代以降のドイツにおいては250年以上の歴史を持つアンサンブル劇団としてのレパートリー型劇場に加えて、根無し草的なプロダクション型劇場の重要性が増している。それぞれの変化が互いに与え合う影響について文献調査や実地調査を通して分析し、現代ドイツ演劇における新しい傾向を明らかにしたい。

研究成果の概要

本研究は現代ドイツにおける劇場環境の変化とそこで創作される舞台芸術作品のドラマトゥルギーとの相関関係を問うものである。研究期間中は海外渡航が困難であったため、オンラインを活用した調査を実施し、劇場やフェスティバルの共同製作によって生み出される舞台芸術作品のドラマトゥルギー分析を行った。本研究の成果は”Okada Toshiki & Japanese Theatre”(Performance Research Books, 2021)に掲載された論文に示すことができた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の学術的意義は、舞台芸術作品のドラマトゥルギーの変容を劇場文化の変化と関連づけながら記述することを通して、演劇学と文化政策学の研究を有機的に統合する点にある。昨今の演劇では前例のないグローバルな地理的移動をともなう活動を行う芸術家が増えており、本研究の成果を英語論文として出版することで、国内外の演劇研究者および舞台芸術作品の作り手に還元し、劇場環境の発展に寄与する社会的意義を有している。

報告書

(3件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2021

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] ‘Who knows we want to be an international artist?’ Producing Okada Toshiki’s theatre and the international scene2021

    • 著者名/発表者名
      Masahiko Yokobori
    • 雑誌名

      Okada Toshiki & Japanese Theatre

      巻: N/A ページ: 119-127

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [雑誌論文] 劇場がオペラをつくる──東京芸術劇場シアターオペラの事例から──2021

    • 著者名/発表者名
      横堀応彦
    • 雑誌名

      跡見学園女子大学マネジメント学部紀要

      巻: 31 ページ: 69-89

    • NAID

      120007031956

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] 共同製作のドラマトゥルギー─現代ドイツにおける劇場環境の変化に関する一考察─2021

    • 著者名/発表者名
      横堀応彦
    • 学会等名
      日本演劇学会 2021年度全国大会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書

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公開日: 2020-09-29   更新日: 2023-01-30  

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