研究課題/領域番号 |
20K22094
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0107:経済学、経営学およびその関連分野
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
森貞 誠 香川大学, 経済学部, 准教授 (60884111)
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研究期間 (年度) |
2020-09-11 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | マーケティング / サブスクリプションサービス / CRM / 顧客価値 / サブスクリプション |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、サブスクリプションサービスにおける購買行動を解明することである。音楽業界をはじめ、映画・ドラマ業界やファッション業界など、サブスクリプションサービスを提供する企業が増加している。様々な業界でサブスクリプションサービスの提供が広がっているものの、学術的な研究はまだ発展途上である。中でも、顧客の獲得・維持に焦点を当てた研究は、限定的だと言えるだろう。そこで本研究では、サブスクリプションサービスにおける顧客の獲得・維持に関して、実証的に分析することを目指している。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、サブスクリプションサービスにおける顧客の獲得と維持について実証的に分析し、効果的なマーケティング戦略の立案に繋げることにある。前年度までに、先行研究の整理をおこなったうえで、実証研究の準備を実施していた。しかし、従来計画していた研究手法において問題が生じてしまい、研究全体の見直しを迫られた。そのため、アンケートの作成を中心に、研究計画の再考をおこなった1年となった。具体的には、本研究はサプライズ型サブスクリプションサービスを好む消費者の特徴を考慮することを目的としているが、分析する消費者の特徴や製品カテゴリーの再考をおこなった。まだ最終的な調整が必要であるものの、従来考えていた研究を実施する目処を立てられたと考えている。また、サブスクリプションサービスに関する派生的な研究テーマについても、研究デザインを整理することができた。こちらの研究テーマは、サブスクリプションサービスにおけるブランドの影響を考慮するものである。こちらについても、研究成果をまとめたうえで、学会報告・学術雑誌への投稿を目指したい。 なお、本年度の研究成果として、派生的な研究成果ではあるものの、日本マーケティングサイエンス学会市場予想のための消費者行動分析研究部会や香川大学リサーチファーム勉強会といった場において、研究成果を発表することができた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
昨年度までの感染症の影響の遅れを取り戻すことができなかったと考えている。しかし、本年度は最終年度であるため、研究成果をまとめ、学術雑誌への投稿を目指したい。
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今後の研究の推進方策 |
今後進める研究として、大きく2つのテーマがある。1つ目は、サプライズ型サブスクリプションサービスへの関心が高い消費者のい特徴を分析する研究である。2つ目は、サブスクリプションサービスとブランドの影響に関する研究である。どちらの研究についても、研究計画の実施に目処がたったため、本年度は研究の実施・研究成果の発表をおこなう予定である。
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