研究課題/領域番号 |
20K22108
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0107:経済学、経営学およびその関連分野
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
岩本 大輝 早稲田大学, 理工学術院, 助教 (60875376)
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研究期間 (年度) |
2020-09-11 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 人的資産 / 企業の社会的責任 / 人的資本マネジメント / ワークライフバランス / 統計分析 / マネジメント / 実証分析 / 女性活躍 / 人的資産管理 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は,人的資産マネジメントが難しいことを鑑み,経営者の人的資産マネジメント戦略意思決定の一助となることを目指す.目的の達成には,インプット・アウトプット両面からのアプローチが必要であり,下記2つの課題を設定する.課題A:施策間影響分析では,人的資産向上を促す施策間の影響関係を明らかにする, 課題B:人的資産影響効率測定では,人的資産の企業業績への影響効率を定量的に評価するモデルの提案と有効性の検証を行う.
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研究成果の概要 |
本研究は,人的資産に焦点を当て,その意思決定・マネジメントの一助となるモデル・指標を提案することを目的とする.企業の業務環境施策間の影響関係をモデリングすることで,どのような施策をどのような順番で採用することが人的資産の向上と関連するかを明らかにした.さらに,オンラインアンケートを行い,解析することで注目施策における従業員満足度が影響を受ける要因について実証を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,業務環境施策間の影響関係をモデリングすることで,女性活躍を念頭に置いた場合に,企業が在宅勤務やフレックス制度などの業務環境関連施策を採用すべきかの実証とコロナ禍中の在宅勤務満足度へと影響を与える要因の関係の実証を行った.これにより社会的には,施策の影響の有無が判別でき意思決定の参考となる実証研究のひとつとして有用である.学術的には,施策間の影響関係やコロナ禍での要因検証など新たな取組みを行った点で意義があるといいえる.
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