研究課題/領域番号 |
20K22113
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0107:経済学、経営学およびその関連分野
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研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
秋本 清香 福岡大学, 経済学部, 講師 (30882485)
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研究期間 (年度) |
2020-09-11 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 公的部門 / 経済成長 / 賃金 / 雇用 / マクロ経済学 |
研究開始時の研究の概要 |
公的部門は経済の中で大きなシェアを占める。そのため、公的部門の雇用量や賃金水準は、経済全体の資源配分に大きな影響を与える。資源を効率的に配分し、高い経済成長率を達成するためには、公的部門の雇用量や賃金水準が経済に与える影響を理解し、これらの最適な水準を探求する必要がある。本研究では、まず、実証研究で示されている公的部門の雇用の特徴を理論的に説明する。そして、公的部門の雇用量・賃金水準が経済に与える影響を分析し、その最適な水準を提示することを目的とする。
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研究実績の概要 |
本年度の研究は以下のようにまとめられる。 (1) 既存の実証研究は、公的部門における教育水準による雇用の偏りと賃金プレミアムの存在を明らかにしている。また、私的部門に比べて、教育・技能水準のミスマッチが多く、人的資本の配分が効率的ではないことも示唆している。本研究では、このような特徴を説明できる世代重複モデルを構築し、解析的かつ数値的な分析に取り組んだ。分析結果は論文にまとめ、国際学術雑誌に投稿した。 (2) 国際学術雑誌に投稿し、改訂要求を受けている研究を加筆修正し、再度投稿した。 (3) 高齢化が技能獲得(教育)の選択や退職時期の選択にどのような影響を与え、その結果、熟練労働者と非熟練労働者の割合や経済成長率がどのようになるのかを明らかにするモデルを構築した。そのうえで、解析的かつ数値的な分析に取り組んだ。分析結果は論文にまとめ、国際学会で報告した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
「研究実績の概要」の(1)の分析に、予定よりも時間がかかったため。また、(2)の改訂要求に応えるための加筆修正にも時間がかかったため。
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今後の研究の推進方策 |
既に国際学術雑誌に投稿した研究は、改訂要求に応じて改善を行い、国際学会で報告した研究は、加筆修正を行った後、国際学術雑誌へ投稿する予定である。また、モデルの構築や分析段階にある研究を進めていく。
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