研究課題/領域番号 |
20K22175
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0108:社会学およびその関連分野
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研究機関 | 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター |
研究代表者 |
張 シュ 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 老年学・社会科学研究センター, 研究員 (00874471)
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研究期間 (年度) |
2020-09-11 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | Japanese diet / MRI / brain atrophy / hippocampus / transverse temporal / Japanese Diet Index / cohort / atrophy / Green tea / Gray matter / White matter / Hippocampus / Atrophy / Cohort |
研究開始時の研究の概要 |
The present study uses the 3-day dietary record data and the 3D brain magnetic resonance imaging images during a 10-year follow-up to elucidate (1) whether Japanese diet suppresses the total brain atrophy in cognitively normal individuals, and (2) which part(s) of the brain is affected.
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研究成果の概要 |
本研究では、3日間の食事記録(3DR)と10年間の追跡調査による3次元脳磁気共鳴画像(MRI)を用いて、地域一般住民における日本食と脳萎縮、および脳局所体積との縦断的関連性を明らかにする。 解析の結果(2年間の追跡調査)、日本食の重要な構成要素の一つである緑茶が、海馬の萎縮を抑制する効果を示すことが明らかになった。また、重み付け9項目日本食インデックススコアで評価した日本食パターンと横側頭回の年間萎縮率との間に負の相関があることが確認された。これらの結果は、日本人の中高年地域居住者において、日本食が脳萎縮を抑制する効果を持つ可能性を示唆している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
By using 2-years' follow-up data, the present study elucidated the impact of Japanese diet on brain atrophy at an earlier disease stage of dementia, suggesting the possibility of preventing dementia by improving diet in daily life.
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