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保育場面における社会的遊びの選定と指導のフォーマットの開発

研究課題

研究課題/領域番号 20K22179
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0109:教育学およびその関連分野
研究機関福岡教育大学 (2022)
筑波大学 (2020-2021)

研究代表者

藤原 あや  福岡教育大学, 障害学生支援センター, 講師 (10882417)

研究期間 (年度) 2020-09-11 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
キーワード自閉スペクトラム症 / 社会的遊び / 社会的相互作用 / 幼児 / 保育場面
研究開始時の研究の概要

本研究は、保育者に向けた社会的遊びの選定と指導のためのフォーマットの開発、および保育場面における社会的遊びがASD児に及ぼす影響を明らかにすることを目的とする。そのため、これまでの保育場面におけるASD児を対象とした社会的遊びの研究結果に基づき作成したフォーマットを用いて、保育者によるASD児を対象とした社会的遊びの指導を行う。また、社会的遊びの効果の測定に適した尺度を整理し、それらの尺度を用いて指導の効果を測定する。

研究成果の概要

本研究では、社会的遊びへの参加が困難である幼児の支援に役立つツールとして、より実用性の高い社会的遊びの選択や指導が可能となるフォーマットの完成を目指した。
研究1では就学前教育・保育場面において社会的遊びを含む社会的相互作用の評価を実施した論文をレビューし、社会的相互作用の評価において言葉の発達段階にある未就学児を対象とする場合には、行動や表情、活動形態など、発話や会話以外の指標も考慮することが重要であることが示唆された。研究2では児童発達支援センターの指導員を対象として社会的遊びの選択と指導のためのフォーマットを使用した研修を実施し、フォーマットの改良を行い実用性を高めた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、子どもの実態や遊び場面の環境に応じた社会的遊びを選定し指導するためのフォーマットを使用した遊びの研修を実施し、実践場面で使用可能なフォーマットの改良を行った。改良された社会的遊びの選定と指導のためのフォーマットは、社会的遊びへの参加が困難である幼児やASD児の社会的遊びの体験を保障し、就学前教育や保育、療育場面における遊び支援への一助となることが期待される。

報告書

(4件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2022 2021

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] Children’s Social Interaction in Pre-school Education and Childcare Settings: A Systematic Review2022

    • 著者名/発表者名
      Fujiwara Aya & Sonoyama Shigeki
    • 雑誌名

      Child & Youth Care Forum

      巻: ― 号: 5 ページ: 1197-1223

    • DOI

      10.1007/s10566-022-09721-w

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 児童発達支援センターにおける社会的遊びの研修の試み2022

    • 著者名/発表者名
      藤原あや・裴 虹
    • 学会等名
      障害科学学会2021年度大会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [学会発表] 海外の就学前教育・保育場面における幼児の社会的相互作用に関する文献的検討2021

    • 著者名/発表者名
      藤原あや
    • 学会等名
      2020年度障害科学学会大会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書

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公開日: 2020-09-29   更新日: 2024-01-30  

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