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中学校技術科におけるAIリテラシー教育題材の開発

研究課題

研究課題/領域番号 20K22189
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0109:教育学およびその関連分野
研究機関山口大学

研究代表者

堤 健人  山口大学, 教育学部, 講師 (30880140)

研究期間 (年度) 2020-09-11 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード中学校 / 技術科 / AI / 情報の技術 / 情報 / AIリテラシー / プログラミング
研究開始時の研究の概要

政府が目指すSociety 5.0が実現した社会では,誰もが不安なく自らの意思でAIの恩恵を享受・活用できることが望ましい。そのため,これからの社会を支える現代の子どもたちは,AI技術に関する資質・能力と考えるAIリテラシーの習得が求められる。本研究では,中学校技術科において,習得させるべきAIリテラシーに関する情報を,収集・体系化して題材を開発し,授業実践を通してその効果を検証する。また本研究は,小学校や高等学校と系統的に接続するAIリテラシー教育に関する知見を得ることも期待できると考える。

研究成果の概要

本研究の目的は,誰もが不安なく自らの意思でAIの恩恵を享受・活用を可能とするAIリテラシーを習得するための中学校技術科の教材や授業の開発である。本研究では,短時間で簡単にAIモデルを作成できるTeachable Machineと小中学校で広く利用されているScratchの派生版であるStretch3を用いた授業を設計した。研究協力校における授業実践の分析を通して,開発した教材や授業は学習者のAIリテラシーの習得に有効である可能性が示唆された。具体的には,全体の9割を越える生徒がAIリテラシーに関する評価規準を達成し,概ね満足できる状況にあると判断できた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は,プログラミング教育に融合的にAIリテラシーを組み込むため,AIリテラシー学習の新設ではない。そのため,中学校の教育現場への負荷を最小限に抑えながら,技術科教育における学習コンテンツの多様性を広げることができると考えられる。また,授業者の実践経験を活かした指導をベースにできるため,授業者の心理的ハードルを下げる効果も期待できる。さらに,中学校でのプログラミング教育への接続を意識した小学校でのプログラミング教育の内容や指導レベルを判断する基準にもなりうると想定しており,小学校からの系統的なプログラミング教育に充実に寄与できると考えられる。

報告書

(3件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Teachable Machineを用いたAI技術の見方・考え方に気付く授業実践2021

    • 著者名/発表者名
      堤 健人,天川 勇二,谷田 親彦
    • 学会等名
      日本教科教育学会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書

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公開日: 2020-09-29   更新日: 2023-01-30  

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