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科学ニュースの情報伝達経路に関する質的研究

研究課題

研究課題/領域番号 20K22204
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0109:教育学およびその関連分野
研究機関国立遺伝学研究所 (2021-2023)
大学共同利用機関法人 人間文化研究機構本部 (2020)

研究代表者

高祖 歩美  国立遺伝学研究所, 大学共同利用機関等の部局等, 室長 (10747520)

研究期間 (年度) 2020-09-11 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード科学コミュニケーション / 科学報道 / 記者クラブ / 科学ニュース
研究開始時の研究の概要

本研究は、ネットメディアの記者やフリーランスの科学記者などの記者クラブに属していないメディアの記者が科学ニュースを入手する経路や取材までの過程、記者クラブに属していないことによる不都合の度合いなどについて質的に調査する。そして、科学ニュースがニュース源から記者クラブを介することなく、社会に届けられるまでの情報の伝達経路を明らかにする。それにより、科学ニュースの伝達における記者クラブの影響力やメディア構造の近年の変化の評価を可能にする枠組みを提供することを目指す。

研究実績の概要

新型コロナウィルス感染症の世界的な流行への対応策に見られるように、社会における科学の重要性は増している。その中で、最新の科学研究を広く社会に伝える科学報道は大きな役割を果たす。一方で、インターネットを媒体とする新興メディアが登場し、多種多様なメディアが科学報道に携わるようになっているが、最新の科学研究が大学や研究機関などの情報源からマス・メディアを通して社会に届けられる過程には不明な点が多い。

日本のメディアには、大きく分けて記者クラブを介して、ニュース源から公式な情報を得ている新聞やテレビ局といった伝統的な報道媒体と記者クラブへ加盟していないか、加盟していてもほとんど利用していない、ネットメディアや英字メディア、雑誌などの報道媒体が存在することが知られている。本研究では、特に後者の報道媒体に焦点を当てて、最新の科学研究が大学や研究機関などの情報源からマス・メディアを通して社会に届けられる過程を明らかにしようとしている。

今年度は、昨年度までに行った科学のニュースを伝える英字やネットメディアの科学記者を中心に行ったインタビュー調査について、分析を深めるべく、録音音声を書き起こし、各インタビュー記録の要点をまとめた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

今年度は、ライフイベントが重なり研究を中断していたことから、次年度の使用額が生じた。

今後の研究の推進方策

昨年度実施したネットメディアや外国メディア、フリーランスの科学記者へのインタビュー調査について、その内容を詳細に分析して、結果をまとめる。また、必要に応じて、インタビュー調査を行う。結果は学会等での口頭発表として、あるいは、論文としてまとめて公表する。

報告書

(4件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 学会・シンポジウム開催 (1件)

  • [学会・シンポジウム開催] Japan SciCom Forum 11th Meetup2021

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書

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公開日: 2020-09-29   更新日: 2024-12-25  

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