研究課題/領域番号 |
20K22229
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0109:教育学およびその関連分野
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研究機関 | 広島文化学園大学 |
研究代表者 |
山澤 洋之 広島文化学園大学, 学芸学部, 准教授 (20882591)
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研究期間 (年度) |
2020-09-11 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 打楽器指導 / 音楽 / 打楽器 / 打楽器演奏法 / 打楽器指導法 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は打楽器学習者または指導者へのアンケートによって得た学習者の不具合と対策をまとめる。それによって生じた打楽器の学習者が抱える不具合を、身体的構造によって導き出された奏法を提示することによって解決しようと試みるものである。また、それらの不具合毎の解決方法を指導のシステムとして指導者が状況に応じて容易に学習者の演奏の改善ができるよう指導法としてまとめるものである。
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研究成果の概要 |
当初の調査では、より多くの学習者へ対面での聞き取りを行い、問題のある演奏法を調査することを想定していた。しかし新型コロナウイルス感染症の為に対面での聞き取りは行えなかったため、インターネットを利用したアンケートを調査を実施。得られた回答から協力してくれる学習者への継続的な調査へと変更した。学習者への指導は「身体的構造」を常に説明する事とした。その結果スネアドラムの基本的な奏法においては負担を軽減しながら速度を上げることができた。また、マリンバに於いては再アンケート調査の結果、継続的に身体の負担を軽減できることがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
身体的構造を学習者に理解させることにより、指導者が不在の時であっても学習者は常に自分の身体的構造を基に演奏法を学習することができる。また、身体的構造を理解することにより、負担のかかる奏法から離れる事ができ、初歩の学習者に多い身体的な苦痛を回避することができる。このことにより学習者はより容易に打楽器の基本的な奏法を修得することができる。
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