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自己評価能力を育成し、子供が自立した学習者として学び続ける道徳科授業モデルの構築

研究課題

研究課題/領域番号 20K22242
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0109:教育学およびその関連分野
研究機関香川大学

研究代表者

清水 顕人  香川大学, 教育学部, 准教授 (00882747)

研究期間 (年度) 2020-09-11 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード道徳科授業 / 自己評価 / 振り返り / 対話 / 付箋 / 他者評価 / 小学校 / 道徳科 / 自立した学習者 / 授業モデル
研究開始時の研究の概要

本研究では、子供たちが自立した学習者として、自ら学び、道徳的な成長を自ら評価する道徳科の授業モデルを構築するために、子供の自己評価に着目する。授業における自己評価場面に他者評価としての対話を取り入れた授業モデルが、自己評価能力を高め、道徳的な成長を実感して学び続ける子供を育成すると仮定する。その仮定に基づいた授業の実践記録を蓄積し、記録を基に対話が自己評価能力や学習意欲に与える効果を分析・考察する。

研究成果の概要

本研究では、小学校高学年の3学級において授業実践と観察を行った。子供自身が、対話を通して、評価の視点に沿って学びを振り返ることのできる1単位時間の道徳科の授業を構想・実践し、課題を明らかにした。そして、その課題を改善するために、他者からの評価が書かれた付箋を受け取り、自己を振り返ることができるようにした。改善した授業を実施した後、質問紙調査を実施した。授業実践と、質問紙調査から、以下の結果を得た。
付箋を用いることによって、子供自身が学びを振り返るための交流が短時間で効果的に行われることや、付箋による他者からの評価を受け取ることが学びの振り返りを深めることが明らかとなった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

子供が自分自身の学びを振り返る自己評価能力の育成を目指した道徳科授業の成立について、振り返り場面で付箋を用いることの効果が示唆されたことが社会的意義につながると考えられる。付箋を用いることで子供自身が学びを振り返るための交流が短時間で効果的に行われることや、付箋による他者からの評価を受け取ることが学びの振り返りを深めることは、今後の授業改善に資するものとなる。

報告書

(3件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 子供の自己評価能力の育成を目指した道徳科授業の在り方について2022

    • 著者名/発表者名
      清水顕人
    • 学会等名
      日本道徳教育学会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書

URL: 

公開日: 2020-09-29   更新日: 2023-01-30  

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