研究課題/領域番号 |
20K22511
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0403:人間医工学およびその関連分野
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研究機関 | 福岡歯科大学 |
研究代表者 |
神代 竜一 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 講師 (10631591)
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研究期間 (年度) |
2020-09-11 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 光学生検 / ハイパースペクトル / 胃癌 / センチネルリンパ節 / ランダムフォレストAI |
研究開始時の研究の概要 |
消化器癌における転移リンパ節の判定を非侵襲かつリアルタイムで行えるハイパースペクトルカメラとランダムフォレスト型AIの複合システムの開発を行う。現在臨床で用いられている迅速病理診断の結果に非侵襲検査である本システムがどこまで迫れるかを評価し、将来的には本システムを用いることで不要なリンパ節郭清の省略や過剰な侵襲を回避することによる術後合併症の減少を目的とする。
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研究実績の概要 |
東京農工大生物システム応用宇学府 西舘准教授と共同開発・研究を行っている組織ヘモグロビン代謝評価システムの改変および臨床使用中の腹腔鏡への組み込みを完了。 現在、当院で施行されるすべての腹腔鏡手術にて、この新規腹腔鏡手術システムを使用しての評価を行っている。データ採取の対象となる症例は栄養血管結紮切離と臓器摘出のある手術とし、腹腔鏡下の結腸、小腸切除術、胆嚢摘出術とし現在までに10例のデータ採取を行った。この基礎データの解析にて酸化ヘモグロビン代謝評価の精度評価を行った後に、本研究の主題である転移リンパ節の検討を進めていく。 一方でAIによる画像解析の導入としてフリーソフトウェアであるImageJにプラグイン機能の追加にてリアルタイムではないもののAIによる解析を行っていく予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
当初、東京農工大生物システム応用宇学府 西舘准教授の下へ出向いて腫瘍マウスの撮影を行い組織ヘモグロビン代謝評価装置の改変をすすめる予定であったが、コロナ禍にて不要不急の遠方への出張等が制限され、また実験動物を共同研究先に郵送する手段にも費用の問題の他、動物愛護的に問題があるとの判断となった。組織ヘモグロビン代謝装置の改変と腹腔鏡装置への組み込みに関しては完了したため、現在臨床にて基礎データの採取をようやく始められている。
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今後の研究の推進方策 |
術前CT評価にて領域リンパ節への明らかな転移を認める胃癌、大腸癌手術症例および切除不能の進行癌における審査腹腔鏡において転移リンパ節の撮影を行い悪性部分の組織ヘモグロビン代謝評価を進めていく
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