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開水路の伸縮挙動を再現した水中疲労試験による目地補修材の接着耐久性の解明

研究課題

研究課題/領域番号 20K22603
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0604:社会経済農学、農業工学およびその関連分野
研究機関国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構

研究代表者

森 充広  国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 農村工学研究部門, グループ長 (70414456)

研究期間 (年度) 2020-09-11 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードコンクリート開水路 / 目地 / シーリング材 / 接着耐久性 / 疲労試験
研究開始時の研究の概要

コンクリート開水路の目地補修材が特に水中部ではく離する現象を解明するために、開水路の伸縮挙動を再現した水中疲労試験法を提案するとともに、水中環境下における伸縮挙動が目地補修材の接着耐久性に与える影響を解明する。

研究成果の概要

コンクリート開水路の目地補修に利用されるシーリング材を対象として,開水路の伸縮挙動を模擬した水中環境下での疲労試験装置を試作し,シリコン,変成シリコン,ポリウレタンを主成分とした3種類のシーリング材の接着耐久性を評価した.目地幅12mmに成型したシーリング材を,①気中環境,②水中浸漬後の気中環境,③水中環境において±3mm(±25%),0.2Hzで伸縮させ,1回目の伸縮時の圧縮,引張力を初期値としたときの保持率を繰り返し回数(対数プロット)ごとに計測した結果,開発した水中疲労試験③では,①,②と比較すると,より少ない繰り返し回数で保持率が低下することが示された.

研究成果の学術的意義や社会的意義

農林水産省が監修している「農業水利施設の補修・補強工事に関するマニュアル【開水路補修編】(案)」には,シーリング材の品質規格として,水中浸漬後の気中環境での繰り返し試験が規定されている.本研究で試行した水中疲労試験は,水中浸漬後の気中環境下での試験よりも早期にはく離を発生させることができることから,水中における接着耐久性の新たな照査手法としての活用や,新材料開発時の接着耐久性確認方法として利用できると考えている.

報告書

(3件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 水中疲労試験による目地補修材の接着耐久性照査2022

    • 著者名/発表者名
      森充広
    • 学会等名
      農業農村工学会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書

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公開日: 2020-09-29   更新日: 2023-01-30  

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