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非活性部位の改質によるコンフォメーション変化を利用した創薬シーズの探索研究

研究課題

研究課題/領域番号 20K22725
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0801:薬学およびその関連分野
研究機関東京理科大学

研究代表者

村田 貴嗣  東京理科大学, 理学部第一部応用化学科, 助教 (80883355)

研究期間 (年度) 2020-09-11 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードM-COPA / 創薬研究 / コンフォメーション / 創薬
研究開始時の研究の概要

本研究は薬理活性とは直接的には関わらない、非活性部位の改質によるコンフォメーション変化を利用した創薬シーズの探索研究である。本研究ではコンフォメーションに着目して母核に不斉点を多く有する化合物の立体化学を変化させること、母核のコンフォメーションに与える影響度の大きな置換基を変化させることで分子全体のコンフォメーションを大きく変化させ、それが薬理活性に及ぼす影響について調査する。

研究成果の概要

薬理活性に直接関わる分子の部分構造を変更せずに、基準構造のうちの薬理活性に関わらない部分を変更した化合物を合成した。これにより大きなコンフォメーション変化が生じ、薬理作用に大きな変化を生むことを期待した。結果として薬理活性は大きく変化し、非活性部位の改質により分子のコンフォメーション変化が生じたことが示唆された。本研究によって、活性発現に関わらない部分の改質によるコンフォメーション変化を利用した創薬方法を提示することができた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

創薬研究は主に平面性の高い分子構造を持つ化合物を対象に行われてきたが、近年は三次元性に富んだ構造を持つ化合物が着目されるようになってきた。しかしながら、分子構造を変化させることでコンフォメーションの変化、すなわち三次元的構造の変化を生み、その変化を利用する創薬研究はほとんど行われてこなかった。本研究は非活性部位の改質によりコンフォメーション変化が薬理活性に大きな影響を及ぼすことを明らかにしており、創薬研究における学術的意義があると言える。

報告書

(1件)
  • 2021 研究成果報告書 ( PDF )

URL: 

公開日: 2020-09-29   更新日: 2023-01-30  

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