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タンパク質間相互作用を標的としたDNMT1機能調節物質のスクリーニング

研究課題

研究課題/領域番号 20K22729
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0801:薬学およびその関連分野
研究機関摂南大学

研究代表者

喜多 絢海  摂南大学, 薬学部, 助教 (40881363)

研究期間 (年度) 2020-09-11 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードタンパク質間相互作用 / DNAメチル化 / がん
研究開始時の研究の概要

DNAメチル化修飾異常はがんの進行に寄与する。DNAメチル化酵素DNMT1の阻害剤が抗がん剤として臨床応用されているものの、選択性が低い等の問題点から、新規作用機序のDNAメチル化調節薬の開発が望まれている。本研究では、DNMT1のタンパク質間相互作用に着目し、既存薬とは異なる作用機序の抗がん剤となりうるDNMT1とその機能を調節するタンパク質との相互作用阻害物質を取得することを目指す。

研究成果の概要

DNAメチル化修飾異常はがんの進行に寄与する。DNAメチル化酵素DNMT1の阻害剤が抗がん剤として臨床応用されているものの、選択性が低い等の問題点から、新規作用機序のDNAメチル化調節薬の開発が望まれている。本研究では、腫瘍組織で高発現し、DNMT1を安定化、活性化することが知られている脱ユビキチン化酵素USP7とDNMT1のタンパク質間相互作用に着目し、その相互作用を阻害する物質を取得可能なスクリーニング系の構築を行った。

研究成果の学術的意義や社会的意義

現在開発されているDNMT1を標的とした阻害剤は、臨床応用されているものと同様に酵素活性部位に結合する作用機序の薬剤が殆どである。タンパク質間相互作用阻害を標的としたものは、国内外において2件の報告のみであり、その後の開発は進んでいない。本研究で構築したスクリーニング系を利用してDNMT1-USP7相互作用阻害物質を同定することによって、新規作用機序のDNAメチル化調節薬の取得が見込まれる。また、本研究で開発したタンパク質間相互作用阻害物質のスクリーニング系は他のタンパク質間相互作用にも応用可能であり、医薬品等を開発する上で有用なツールなりうることが期待される。

報告書

(3件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書

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公開日: 2020-09-29   更新日: 2023-01-30  

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