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Spi-Bと標的とした形質細胞様樹状細胞によるインターフェロン産生抑制薬剤の開発

研究課題

研究課題/領域番号 20K23058
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0907:口腔科学およびその関連分野
研究機関香川大学

研究代表者

宮嵜 亮  香川大学, 医学部附属病院, 助教 (10882433)

研究期間 (年度) 2020-09-11 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード形質細胞様樹状細胞 / インターフェロン / Spi-B
研究開始時の研究の概要

樹状細胞は、形質細胞様樹状細胞(plasmacytoid dendritic cell;pDC)と通常樹状細胞(conventional dendritic cell; cDC)に大別される。pDCは病原センサー として核酸を認識するToll-like receptor 7 (TLR7)およびTLR9を発現しており、核酸を認識すると多量のI型インターフェロン(IFN)を産生する特徴を持つ。pDCが産生するI型IFNは自己免疫疾患に関与すると考えられている。本研究では、Ewing肉腫の治療薬として開発が進められている低分子化合物による、pDCのI型IFN産生の抑制メカニズム解明を行う。

研究成果の概要

樹状細胞サブセットの一つである、形質細胞様樹状細胞 (pDC)は、その活性化により多量のⅠ型インターフェロン(IFN)を産生する機能的な特徴がある。このpDCが産生するⅠ型IFNは、全身性エリテマトーデス(SLE)、乾癬、およびSjogren症候群などの自己免疫疾患の悪化に関与すると考えられている。申請者は、Ewing肉腫の治療薬として開発中の低分子化合物が、マウスpDCのⅠ型IFN産生を抑制することを明らかにした。

研究成果の学術的意義や社会的意義

pDCは病原センサーとして核酸を認識するToll-like receptor 7 (TLR7)およびTLR9を発現しており、核酸を認識すると多量のⅠ型インターフェロン(IFN)を産生する特徴を持つ。pDCが産生するⅠ型IFNは全身性エリテマトーデス(SLE)、乾癬、およびSjogren症候群(SS)といった自己免疫疾患に関与すると考えられている。本研究によってpDCのⅠ型IFN産生を抑制することができれば、新しい作用機序の薬剤の開発に繋がると考える。

報告書

(3件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書

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公開日: 2020-09-29   更新日: 2023-01-30  

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