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ES細胞由来の唾液腺間葉細胞を用いたハイブリッド型唾液腺オルガノイドの開発

研究課題

研究課題/領域番号 20K23064
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0907:口腔科学およびその関連分野
研究機関昭和大学

研究代表者

高松 弘貴  昭和大学, 歯学部, 兼任講師 (10878200)

研究期間 (年度) 2020-09-11 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード唾液腺 / オルガノイド / 唾液腺オルガノイド / ES細胞 / iPS細胞 / 唾液腺間葉細胞
研究開始時の研究の概要

本研究の目的は、マウスES細胞から唾液腺間葉細胞を誘導し、誘導した間葉細胞と唾液腺オルガノイドを3次元的に共培養することにより持続的に成長可能なハイブリッド型唾液腺オルガノイドを構築することにある。本研究では胎生期マウス唾液腺間葉組織に代わる唾液腺間葉組織をES細胞から誘導することにより、細胞ソースの問題を解決するとともに間葉組織を有する成熟型唾液腺オルガノイドの構築が可能となる。

研究成果の概要

本研究はES細胞,iPS細胞から神経堤細胞を介し唾液腺間葉細胞を誘導することを目標としている。検討の結果、ヒトiPS細胞からは過去の報告に基づき神経堤細胞を誘導することが可能であり、現在FGF-2やBMP4を各種濃度で添加し唾液腺間葉細胞の誘導を検討中である。また、マウスES細胞からの神経堤細胞誘導は培養条件を現在検討中である。

研究成果の学術的意義や社会的意義

唾液腺疾患の代表的なものでは口腔乾燥症(ドライマウス)が挙げられる。口腔乾燥症の潜在的患者数は800万人ともいわれており、その原因には、シェーグレン症候群や唾液腺組織の外科的切除などが挙げられる。現在の口腔乾燥症へ対する治療方法には、ピロカルピンによる副交感神経刺激薬などの使用による対症療法が主体であり、根治療法として再生医療を応用した損傷唾液腺の腺組織再生が必要と考えられている。本研究を通して持続的成長可能な唾液腺オルガノイドが作出できると創薬などの強力なツールとなり得る。

報告書

(3件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書

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公開日: 2020-09-29   更新日: 2023-01-30  

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