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ガーゼタイプマスクと再利用された不織布タイプマスクにおける飛沫粒子の捕集効果

研究課題

研究課題/領域番号 20K23182
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0908:社会医学、看護学およびその関連分野
研究機関関西福祉大学

研究代表者

岡山 加奈  関西福祉大学, 看護学部, 教授 (20549117)

研究期間 (年度) 2020-09-11 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードフェイスマスク / 微粒子防御率 / 飛沫感染 / 再利用 / ガーゼタイプマスク / 不織布タイプマスク / 微粒子透過率 / マスク / 飛沫粒子 / 捕集効果
研究開始時の研究の概要

本研究では、感染予防効果が劣ると考えられていたガーゼタイプマスクと再利用された不織布タイプマスクにおける飛沫粒子の捕集効果を明らかにすることを目的とする。ガーゼタイプマスクや再利用された不織布タイプマスクにおける飛沫拡散防止能や環境中の微粒子の透過性を明らかにすることにより、医療従事者や市中の人々が使用すべきマスクの種類とその管理方法を提案でき、飛沫および接触感染経路予防策において、マスクの新たな使用基準を提案できる。本研究結果は、新興感染症や再興感染症発生時に、市中の人々の健康を守り、マスク不足による医療崩壊を防ぐ一助となる。

研究成果の概要

本研究では、ガーゼタイプマスクと再利用された不織布タイプマスクにおける飛沫粒子の捕集効果を明らかにすることを目的とした。両フェイスマスクは、新品と比較し30回の洗濯を行っても飛沫拡散防止能と環境中の微粒子捕集効果に有意差はなく、性能が維持されていた。一般の生活上でのフェイスマスクの使用方法を見直し、パンデミック時における医療現場のフェイスマスク不足の解消に貢献できる可能性がみえてきた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまで不織布タイプマスクの使用方法は、ディスポーザブルという見解が一般的であり、ガーゼタイプマスクにおいても再利用した際の微粒子防御率を報告したものはほとんど見当たらない。しかしながら、COVID-19のパンデミック時にはフェイスマスクの入手が困難となり、危機管理対応としてフェイスマスクの再利用が提案されている。本研究結果は、フェイスマスクの再利用の可能性を議論するきっかけとなる。

報告書

(3件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書

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公開日: 2020-09-29   更新日: 2023-01-30  

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