本研究の目的は、統一的な方法論に基づいた現地調査によって得られたデータに基づいた国際的な比較研究により、インフォーマル・リサイクルの効果に影響を与える要因の解明を行うことである。そのために本研究では、ケンブリッジ大学の共同研究者とともに方法論の統一に向けた調査を行うとともに、インドネシア国立大学の共同研究者とともに東南アジア諸国での現地調査や、インド、中国などでの現地調査を行う。本研究により、申請者らが構築した方法論をより広めるとともに、統一化された方法論による調査で得られたデータを豊富に入手することにより、本研究分野の発展を目指す。
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