研究課題
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))
加入量の変動は、水産生物の資源量を決める重要な決定因子である。しかしながら、個体群間での個体の移動は定量化が難しく、このことが加入量の推定精度を著しく下げているという現状がある。この国際共同研究課題では、近年顕在化が進んでいる環境変動の中でも、特に海水温の上昇が海産無脊椎動物の浮遊幼生に与える影響に焦点を絞る。温度が幼生期の生活史形質に与える影響を詳しく検討することで、加入量推定の精度向上に取り組む。