脳部位特異性の極めて高い遺伝子ノックダウンマウスの新規作製法の開発とその応用

• 研究課題/領域番号: 21200006
• 研究種目: 新学術領域研究(研究課題提案型)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 神経・筋肉生理学; 実験動物学
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 城山 優治 東京大学, 医科学研究所, 助教 (90456195)
• 研究協力者: 小川 糸音 東京大学, 医科学研究所, 技術職員
• 研究期間 (年度): 2009 – 2011
• 研究課題ステータス: 完了 (2011年度)
• 配分額: 29,510千円 (直接経費: 22,700千円、間接経費: 6,810千円); 2011年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円); 2010年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円); 2009年度: 10,530千円 (直接経費: 8,100千円、間接経費: 2,430千円)
• キーワード: 扁桃体 / miRNA / NMDA受容体 / 恐怖 / 不安 / シナプス可塑性 / Cre-loxPシステム / プロモーター

研究概要

我々は異なる脳内発現特性を示す２種類のトランスジェニックマウスを用い、その重複領域に限定された遺伝子ノックダウンを試みた。最初に、恐怖記憶に関係する脳領域である扁桃体に特異的な遺伝子ノックダウンを目指した。 CamKII、GRPの二つの遺伝子が共に発現する脳領域は、ほぼ扁桃体のみである。そこで、その領域のみに、NMDA受容体の遺伝子発現を抑制する機能を持つmiRNA発現マウスを作成した。 交配したマウスにおける遺伝子発現解析を現在進行中である。

研究成果

• [雑誌論文] Age-dependent regulation of depression-like behaviors through modulation of adrenergic receptor α1A subtype expression revealed by the analysis of interleukin-1 receptor antagonist knockout mice (2011)
  • 著者名/発表者名: C.Wakabayashi
  • 雑誌名: Neuroscience 巻: 192 ページ: 475
  • DOI: 10.1016/j.neuroscience.2011.06.031
  • 査読あり
• [雑誌論文] NMDAR2B tyrosine phosphorylation regulates anxiety-like behavior and CRF expressionin the amygdala. (2010)
  • 著者名/発表者名: Mina Delawary
  • 雑誌名: Molecular Brain 巻: 3
  • 査読あり
• [雑誌論文] Involvement of NMDAR2A tyrosine phosphorylation in depression-related behavior (2009)
  • 著者名/発表者名: Sachiko Taniguchi
  • 雑誌名: EMBO Journal 28 ページ: 3717-3729
  • 査読あり
• [備考]
  • URL: http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/NeuronalNetwork/Neuronal_Network/Index.html
• [備考]
  • URL: http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/NeuronalNetwork/Neuronal_Network/index.html
• [備考]
  • URL: http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/NeuronalNetwork/NeuronalNetwork/Index.japanese.htm