研究課題/領域番号 |
21200021
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研究種目 |
新学術領域研究(研究課題提案型)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
医用生体工学・生体材料学
放射線科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
仲田 栄子 東北大学, 大学院・医学系研究科, 非常勤講師 (60375201)
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研究分担者 |
有賀 久哲 岩手医科大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (30333818)
半田 康延 東北大学, 大学院・医学系研究科, 名誉教授 (00111790)
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連携研究者 |
小倉 隆英 東北大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (10312688)
関 和則 東北大学, 大学院・医学系研究科, 非常勤講 (20206618)
高井 良尋 弘前大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (50107653)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
30,550千円 (直接経費: 23,500千円、間接経費: 7,050千円)
2011年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
2010年度: 9,880千円 (直接経費: 7,600千円、間接経費: 2,280千円)
2009年度: 10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
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キーワード | 癌 / 電気刺激 / 血流制御 / 低酸素領域 / 放射線治療 |
研究概要 |
今日のがん治療において、腫瘍内低酸素領域の克服が重要な課題となっている。そこで我々は電気刺激を用いることで腫瘍内低酸素領域を改善できるのではないかと考えた。C3H マウスの右大腿部に Squamous Cell Carcinoma-VII腫瘍(SCC-VII)を移植し、仙骨部後仙骨孔直上の皮膚表面に電気刺激を行った結果、刺激中に腫瘍表面の血流値で 22%の増加、電気刺激終了から約 50分後に腫瘍内部の酸素分圧で 28%の増加が確認された。低酸素マーカーであるピモニダゾールを使用した結果、電気刺激終了後 40 分で低酸素領域は 20%有意に減少した。X 線を腫瘍移植部に局所照射したところ、一回照射(総線量 5Gy)・分割照射(総線量 7.5Gy)のいずれにおいても放射線単独群より放射線+電気刺激併用群で腫瘍の成長に遅延が認められた。
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