研究課題/領域番号 |
21200032
|
研究種目 |
新学術領域研究(研究課題提案型)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
ナノ構造科学
数理物理・物性基礎
|
研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
尾上 順 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 准教授 (50241245)
|
研究分担者 |
島 弘幸 山梨大学, 生命環境学部, 准教授 (40312392)
|
連携研究者 |
戸田 泰則 北海道大学, 工学研究院, 教授 (00313106)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
23,530千円 (直接経費: 18,100千円、間接経費: 5,430千円)
2011年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2010年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
2009年度: 10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
|
キーワード | ナノ構造物性 / 物性基礎論 / 1次元金属ピーナッツ型ナノカーボン / リーマン曲面(ガウス曲率) / 曲面量子系 / 電子構造 / パイエルス転移 / 光学物性 / 電子輸送特性 / フォノン物性 / 光学物件 |
研究概要 |
1次元金属ピーナッツ型凹凸周期フラーレンポリマーの伝導電子の状態を光電子分光で調べた結果,リーマン幾何学効果を取り入れた理論予測を見事に再現した。この成果は,1次元電子状態が純粋に凹凸曲面曲率(リーマン幾何学)に影響を受け,凹凸周期曲面上に沿って電子が動いていることを初めて実証したもので,過去の研究ではアインシュタインにより予測された光の重力レンズ効果(曲がった空間を光子が動く)以外に観測例はなく,電子系では調べる限りこれが初めてである。
|