研究課題
新学術領域研究(研究課題提案型)
電気分解・光反応による二酸化炭素の還元反応を実現するための手法・物質開発を行った。以下の成果が得られた。・金属錯体触媒による電解反応の生成物について、気相・溶液相のそれぞれを自動的にサンプリングして分析する手法を確立した。・「二成分結合型配位子」という新たなコンセプトを用いて、コバルト・ニッケル等第一遷移金属錯体の合理的設計と合成に成功した。これらの錯体は酸化還元サイクルを繰り返しても安定であり、電解触媒に適している。また、これらの錯体を用いた光反応や、複核錯体への展開にも成功した。・キノン/ヒドロキノン酸化還元系を用いた新たな光反応を開発した。この光反応系は二酸化炭素の捕捉・還元に対して有用である。
すべて 2012 2011 2010 2009 その他
すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 7件) 学会発表 (37件) 備考 (4件)
Chem. Eur. J.
巻: 18 号: 6 ページ: 1781-1788
10.1002/chem.201100502
巻: 16 号: 13 ページ: 4063-4074
10.1002/chem.200903196
Nanotechnology
巻: 21 号: 22 ページ: 225301-6
10.1088/0957-4484/21/22/225301
Chem. Asian J.
巻: 5 号: 11 ページ: 2393-2399
10.1002/asia.201000413
Chemistry, An Asial Journal
巻: 5 ページ: 2393-2399
巻: 21
Chemistry, A European Journal
巻: 16 ページ: 4063-4074
Inorganic Chemistry 48
ページ: 8593-8602
http://licht.ims.ac.jp/