研究課題/領域番号 |
21240032
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経解剖学・神経病理学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
岡部 繁男 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (60204012)
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研究期間 (年度) |
2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
20,020千円 (直接経費: 15,400千円、間接経費: 4,620千円)
2009年度: 20,020千円 (直接経費: 15,400千円、間接経費: 4,620千円)
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キーワード | シナプス / イメージング / PSD / スパイン / GFP |
研究概要 |
本研究では新しい光学的測定技術であるStochastic Optical Reconstruction(STORM)法をシナプス後部の分子に適用することで、シナプス内部における分子分布を直接的に可視化することを試みる。この目的の為に、シナプス後肥厚部(PSD)の骨格をつくる蛋白質であるPSD-95に光スイッチとなる分子(Dronpa,EosFP,Dendraなど)を結合した分子プローブを作成し、神経細胞に発現させてSTORM法による可視化が可能であるかどうかを検討した。 更に組織内でのシナプスを同様にSTORM法で観察するための技術開発として、水溶性の樹脂に脳組織を包埋し、厚さ1ミクロン程度の切片を作成してSTORM法を適用することを試みた。 現時点では予備的な実験であるが、組織内の分子プローブの蛍光強度を維持したまま、厚さ2ミクロン程度の切片を作成し、蛍光観察することが可能となった。
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