研究課題/領域番号 |
21240051
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医用生体工学・生体材料学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
岩田 博夫 京都大学, 再生医科学研究所, 教授 (30160120)
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研究分担者 |
稲垣 暢也 京都大学, 医学研究科, 教授 (30241954)
上本 伸二 京都大学, 医学研究科, 教授 (40252449)
川本 卓夫 (川本 卓男) 京都大学, 放射性同位元素総合センター, 教授 (10231276)
興津 輝 京都大学, 医学研究科, 助教 (10378672)
寺村 裕治 京都大学, 放射性同位元素総合センター, 助教 (10365421)
外波 弘之 京都大学, 再生医科学研究所, 助教 (90420405)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
47,450千円 (直接経費: 36,500千円、間接経費: 10,950千円)
2011年度: 12,870千円 (直接経費: 9,900千円、間接経費: 2,970千円)
2010年度: 12,870千円 (直接経費: 9,900千円、間接経費: 2,970千円)
2009年度: 21,710千円 (直接経費: 16,700千円、間接経費: 5,010千円)
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キーワード | 細胞・組織工学 / バイオ人工膵臓 / 糖尿病 / ランゲルハンス氏島 / 移植 / セルトリ細胞 / リン脂質 / オリゴDNA / 表面修飾 / 拒絶反応 / PEG / 膵ランゲルハンス島 / マイクロカプセル / ウロキナーゼ / 皮下 / セリルトリ細胞 |
研究概要 |
組織工学や再生医療は新しい治療法を開いた。最も成功した例として膵ランゲルハンス島(膵島)移植によるI型糖尿病の治療がある。ただ、未だ各種の問題を抱えている。例えば移植膵島が、血液凝固や補体の活性化を引き起こす、また、それに伴って炎症反応や拒絶反応を引き起こし、これにより膵島の多くを失ってしまうと報告されている。われわれは、この問題を解決するために、新たに合成したssDNA-PEG-lipidを用いた膵島表面の修飾法を開発した。まず膵島をssDNA-PEG-lipidで処理する。一方、ssDNAの相補の配列を有するssDNA'を膵島表面に固定したいタンパクや細胞に固定する。この両者を混合することで、相補対形成で膵島表面にタンパクや細胞を固定することができた。その効果をマウス間の同種移植で調べたところ、良好な結果を得た。
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