研究課題/領域番号 |
21241051
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物分子科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
菅 裕明 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (00361668)
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研究期間 (年度) |
2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
28,340千円 (直接経費: 21,800千円、間接経費: 6,540千円)
2009年度: 28,340千円 (直接経費: 21,800千円、間接経費: 6,540千円)
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キーワード | 特殊ペプチド / 翻訳合成 / ケミカルバイオロジー / リボザイム |
研究概要 |
本研究では、申請者が10年に渡り研究を推進してきたフレキシザイム(1999年に申請者が独自に単離・同定したtRNAアシル化RNA酵素)を用いた遺伝暗号リプログラミングの基盤技術をさらに飛躍発展させ、mRNA鋳型依存的に天然物ライクな特殊ペプチドライブラリーを自在に合成する技術とその網羅的探索技術を開発する。さらに、その創薬応用を展開する事で特殊ペプチドによるケミカルバイオテクノロジーの新時代を築く。具体的には、(1)両親媒性環状特殊ペプチドの合成技術開発、(2)リボソームによる炭素・炭素結合形成技術開発によるポリケチド骨格含有特殊ペプチドの合成、(3)上記特殊ペプチドライブラリーの合成と網羅探索系の融合、(4)生理活性特殊ペプチドの探索、を目標に掲げた。 別途申請した予算の執行開始により、本研究予算は2ヶ月でストップしたため、計画の本予算による実績は終了時点では出ていなかったが、その後(1)両親媒性環状特殊ペプチドの合成技術開発に関しては、既に合成技術の確立には成功し、現在、(3)上記特殊ペプチドライブラリーの合成と網羅探索系の融合に向けた計画が進行し始めた。他の研究計画については、現在進行中であり、報告すべき成果はまだ出ていない。研究発表については、前年度から引き続いている研究成果のうち、今年度発表したものを記載した。
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