研究課題/領域番号 |
21244046
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅰ
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
大岩 顕 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 講師 (10321902)
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研究分担者 |
樽茶 清悟 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授 (40302799)
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連携研究者 |
平川 一彦 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (10183097)
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研究期間 (年度) |
2009-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
45,110千円 (直接経費: 34,700千円、間接経費: 10,410千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2011年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
2010年度: 17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2009年度: 16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
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キーワード | 半導体 / 量子ドット / 量子情報技術 / 光子-スピン量子インターフェース / 回路量子電気力学 / メゾスコピック系・局在 / 光子-スピン量子インターフェース |
研究概要 |
本研究課題では、量子ネットワークの構築や長距離通信を可能にする量子中継器の実現に向け、単一光子と量子ドット中の単一電子スピン間の量子転写に取り組んだ。まず理論提案に従って設計した量子井戸基板を使い量子ドットを作製してg因子を評価し、量子状態転写の条件を満たす量子ドットが実現できたことを明らかにした。このドットにおいて二重量子ドットの共鳴ドット間遷移を使った光生成単一電子検出を達成し、単一光子検出の信頼性を大きく向上させた。さらに2電子スピンのパウリ則と組み合わせて、識別度90%以上で光生成単一電子スピンを検出することに成功した。これらの成果により量子状態転写に向けて大きく前進した。
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