研究課題/領域番号 |
21245016
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機化学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
久枝 良雄 九州大学, 工学研究院, 教授 (70150498)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
22,880千円 (直接経費: 17,600千円、間接経費: 5,280千円)
2011年度: 10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)
2010年度: 12,610千円 (直接経費: 9,700千円、間接経費: 2,910千円)
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キーワード | 生物無機化学 / バイオインスパイアード / グリーンケミストリー / ビタミンB_<12> / 光増感剤 / 脱ハロゲン化反応 / 分岐高分子 / ラジカル反応 / ビタミンB12 / 有機光増感剤 / 光還元反応 / ポルフィセン / イオンタグ / イオン液体 / 光誘起電子移動 / 二量化反応 / モリブデン錯体 / スズ錯体 / 酸化チタン / 人血清アルブミン / 環拡大反応 / 金属錯体 / 人工酵素 / バイオインスパイアード触媒 |
研究概要 |
天然の金属酵素であるビタミンB_<12>の機能に注目し、ビタミンB_<12>機能を有するバイオインスパイアード触媒を創製した。ビタミンB_<12>を化学修飾した誘導体を用い、酸化チタンや分岐高分子、光増感剤の組み合わせにより光駆動型の触媒系を構築した。これらのバイオインスパイアード触媒は光で活性化し、環境汚染物質であるDDTのような有機ハロゲン化物を効率良く分解できた。また、これらのバイオインスパイアード触媒は、環境汚染物質の分解のみならず、ラジカル形成剤として種々の有機合成反応に応用できることが明らかになった。
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