研究課題/領域番号 |
21246078
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水工学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
松永 信博 九州大学, 総合理工学研究科(研究院), 教授 (50157335)
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研究分担者 |
小松 利光 九州大学, 大学院・工学研究院, 特命教授 (50091343)
大串 浩一郎 佐賀大学, 工学研究科, 教授 (00185232)
山田 文彦 熊本大学, 自然科学研究科, 教授 (60264280)
多田 彰秀 長崎大学, 工学研究科, 教授 (90144328)
千葉 賢 四日市大学, 環境情報学部, 教授 (90298654)
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研究期間 (年度) |
2009-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
45,500千円 (直接経費: 35,000千円、間接経費: 10,500千円)
2013年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2011年度: 10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
2010年度: 10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
2009年度: 14,430千円 (直接経費: 11,100千円、間接経費: 3,330千円)
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キーワード | 環境水理学 / 沿岸海域環境学 / 有明海環境異変 / 諫早干拓事業 / 潮流シミュレーション / 底質環境 / 水質環境 / 沿岸海域環境 / 有明海 / 諫早湾 / 水質・底質環境 / 流動特性 / 底室環境 / 物理環境 / 生物化学環境 |
研究概要 |
本研究の目的は,開門前の諫早湾内の流動特性,水質底質環境特性を詳細に調査し,開門した後の環境変化を明らかにするためのベンチマークデータを蓄積することにある.本研究によって,諫早湾内の底泥環境特性は,湾奥に向かって悪化しており,その悪化速度も湾奥に向かって増加していることがわかった.また,有明海に流入する河川水が諫早湾内に輸送されることにより,大規模な塩淡成層が形成することを見出し,諫早湾では南南西の風と北北東の風が卓越し,表層の低塩分水塊は,その卓越風によって輸送されることを見出した.さらに,諫早湾内の低酸素水塊は小長井沖付近で発生し,諫早湾全体に大規模化する傾向にあることを明らかにした.
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