研究課題/領域番号 |
21246105
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
材料加工・処理
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
山中 一司 東北大学, 未来科学技術共同研究センター, 教授 (00292227)
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研究分担者 |
小原 良和 東北大学, 大学院・工学研究科, 助教 (90520875)
辻 俊宏 東北大学, 大学院・工学研究科, 助教 (70374965)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
44,590千円 (直接経費: 34,300千円、間接経費: 10,290千円)
2011年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
2010年度: 15,080千円 (直接経費: 11,600千円、間接経費: 3,480千円)
2009年度: 21,580千円 (直接経費: 16,600千円、間接経費: 4,980千円)
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キーワード | 非破壊評価 / 非線形超音波 / 閉じたき裂 / フェーズドアレイ / 応力腐食割れ / 非線形 / サブハーモニック / き裂 / アレイ |
研究概要 |
原子力等の発電施設、化学プラント等では経年劣化が蓄積されており、特に応力腐食割れは、漏洩事故をもたらす危険な欠陥であるため高精度に非破壊で評価する必要がある。代表者らは閉じたき裂を映像化できる分調波映像法(SPACE ; subharmonic phased array for crack evaluation)を開発したが方位分解能に課題があった。本研究では、送信も集束することで空間分解能が高く、限られた探傷面でも適用可能な共焦点SPACEを開発した。高温高圧水環境下でステンレス鋼溶接熱影響部に導入した応力腐食割れSCCは、基本波像では多数の粗大結晶粒での線形散乱により映像化されなかったが, 分調波像では少数の明瞭な輝点として映像化され、周波数解析により分調波の発生を確認した。さらに減衰を導入した2重節点モデルを創出し、これを2次元シミュレーションで解析する方法を確立した。これにより閉じたSCCの高選択性映像化にSPACEが有効であることを実証した。
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